インディアナ州・e-ガイド (印刷ページ)

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ノーザンインディアナ

★ノーザンインディアナ通勤鉄道 ★氷河が残したモレーンと砂丘 ★ミシアナとアーミッシュフォートウェイン


ノーザンインディアナ通勤鉄道


ミシガン湖南岸の通勤列車路線(⇒クリックで拡大)

1万4千年前の五大湖(⇒クリックで拡大)

9千年前の五大湖(⇒クリックで拡大)

 ミシガン湖沿いにノーザンインディアナ通勤鉄道の南岸線(South Shore Line)という通勤列車が走っていてインディアナ北西部は完全にシカゴの経済圏です。終点サウスベンド空港まで90マイル(約145km)の道のりが3時間半と聞くと車を使いたくなりますが、ゲーリー〜シカゴのダウンタウン30マイル=1時間は(渋滞を考えれば)列車通勤が便利です。


氷河が残したモレーンと砂丘


バルパレーゾ堆石(ミンク湖)

インディアナ砂丘に生い茂る林

 皆さんも五大湖が氷河に削られてできたのはご存知でしょうが、ノーザンインディアナでは、氷河が残してくれた珍しい風景を見ることができます。

 前回の氷河期がそろそろ終わろうという1万4千年前には、水面の標高238mの古エリー湖の水が標高195mの古ミシガン湖に注ぎ、南のミシシッピー川方面に流れ下っていました。9千年前の頃には氷河はだいぶ後退して、古エリー湖の水は新しくできたセントローレンス川を通って大西洋に注ぐようになっています。それでも古ミシガン湖の標高は185mあり水は南流していましたが、その後、水面が下がりセントローレンス川に注ぐなりました。現在のミシガン湖の標高は176mです。

 北西部の各地には、氷河が運んだ岩や土砂でできたモレーン(Morane=堆石)と呼ばれる丘陵があります。湖面が大きく後退してできた大砂丘地帯は、インディアナ砂丘国立湖岸公園(Indiana Dunes National Lakeshore)となっています。

 シカゴの大都市圏はイリノイ川の支流カンカキー川で仕切られ、川の南側には大草原地帯(プレーリー)東端の農村地帯が広がっています。


ミシアナとアーミッシュ


 ミシガン州境のサウスベンドの周辺は「ミシアナ(ミシガン+インディアナ)」と呼ばれています。ミシアナの北隣はカラマズーやバトルクリーク…日系自動車部品メーカーが多数進出している工場地帯です。


この記事は、現在編集中です。

フォートウェイン


 北東部のフォートウェインも、経済的には、中部インディアナよりも、ミシガン州やオハイオ州と強く結びついているようです。


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