ケンタッキー州レキシントン
リッチモンド通・e-ガイド
@アメリカ生活・e-百科
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海外赴任、留学、国際結婚…北米、特にアメリカに住む日本人の皆さんに、ゆたかなアメリカ生活を送っていただくためのホームページです。くらしとビジネスのツールや各地のお買物や観光の情報をお届けします。 |
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レキシントンのお買物…リッチモンド通
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Richmond
Road, Lexington, KY |
このページの目次 |
リッチモンド通
★フレンチクォーター・スクエア ★リッチモンド・ウッズ・センター ★パッチェン・ビレッジ ★レークビュー・プラザ ★マノワー・プレースとミスト・レーク・ショッピングセンター
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リッチモンド通周辺とニューサークル環状線
★スケート・リンクとゴルフ練習場 ★ニューサークル/リッチモンド通 ★ニューサークル/ウィンチェスター通
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このページには旧ホームページの記事をそのまま転載しました。その後の街並みの変化については注意書きを添えましたが完全ではありませんのでご了承ください。先に他の都市のページを整備した上で、あらためて更改する予定です。
リッチモンド通案内図
(⇒クリックで拡大)
⇒印刷の手順
リッチモンド通
★フレンチクォーター・スクエア ★リッチモンド・ウッッズ・センター ★パッチェン・ビレッジ
★レークビュー・プラザ ★マノワー・プレースとミスト・レーク・ショッピングセンター ★リッチモンド通付近
北東に傾き気味ですが「ブロードウェイ=ハロッズバーグ通」を縦軸とすると、直角に交差している「メイン・ストリート=リッチモンド通」はレキシントンの横軸です。これを、ダウンタウンから負(マイナス)の方向、北西方面に行くとそのうちにリーズタウン通という名前に変り、州都フランクフォートへと通じています。春先のドライブ日和の頃に、レキシントン霊園(Lexington
Cemetery)のはなみずきのトンネルをご鑑賞になってはいかがですか。
このページでご紹介する正(プラス)の方向、南東のリッチモンド通方面には、偉大な政治家ヘンリー・クレー(注ご参照)の大邸宅に代表される旧「山の手」の住宅街が残っています。リッチモンド通の商店街は少しオールド・ファッション気味ですが、中には気の利いたお店があっても決して不思議ではありません。
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フレンチクォーター・スクエア
シェラトン・スイート
(旧フレンチクォーター・ホテル) |
拡張工事で片側3車線となり渋滞が解消したリッチモンド通、ニューサークル4を下りてすぐのところに、ニューオーリンズの観光名所の名前をちゃっかりと拝借した“French
Quarter” Squareがあります。シンボルのホテルの名前は変わってしまいましたが、ここにはミシシッピー風の街並みが残っています。Applebee'sがあるのも偶然ではないかもしれません。少し辛めの南部風味付けがこのレストラン・チェーンのウリ…でも「ざりがに」など本格的なケージュン料理まではおいていませんよ。Panera
Bread
はゆったりした喫茶コーナーもあるおいしいパン屋さん。ベーグル、デニッシュ、マフィン等々にサラダ、軽食コンボもオーダーできます。私がはまってしまったのはSoup
in a Sourdough Bread Bowl…くり抜いたパンの容器にお好みのスープを注いで(ダイエットは一時忘れて)パンまで全部食べてくださいね。The
Good Feet Storeは「靴の中敷き」専門店。ぴったりしっくりの靴を探すのは難しいですよね。$60〜とお高めですが、外反母趾でお悩みの方は一度のぞいてみられては?
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リッチモンド・ウッズ・センター
同じブロックの裏手にはRichmond
Woods Centre、昨年オープンの小モールです。居酒屋やまぐちの両隣りに色鮮やかなお店があるのお気づきでした?Nancy’s
Pet Salonは、飼い主に恵まれて幸せに暮らすペットの皆さん専用のサロンです。シャンプー、カット、爪のお手入れをしてくれる…うらやましいなあ。ペットのサイズによってお値段が違いますが、$35〜。出勤前の朝8時半に預けて,お昼休みや退社後の夜6時に引き取りに来れば完璧です。
Incredibly
Edible Delitesは「盛り花」ならぬ「盛り果物」…かわいらしいフルーツ・バスケットの専門店。クリスマスや祝祭日には、多いと1日に200個もの注文とか。もちろん、お子様のお誕生会用にも好評で、配達もしてくれるそうですよ。ちなみに、生ものですし、余ったら施設に寄付しているそうです。
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パッチェン・ビレッジ
パリサ国際スーパーマーケット |
お向かい、Richmond
Rd PlazaにあるParisa
International Supermarketでは中近東、南アジア方面の食材が手に入ります。本格派インド・カレーのルーを売っていたので購入し家で作ってみました。「ギー」というバターを買い忘れサラダ油で代用したのですが、たいした手間もかからず、まずまずの料理に仕上がったとか。ほかに、月桂樹の葉、グァバやマンゴなどのジュース、ココナッツ・バター、オリーブ・オイル、モロッコ、アルジェリア料理のクスクス(ひいた小麦粉をいったん蒸して乾燥させた粒)、シシ・カバブを焼く串などなど多彩な商品のまだまだほんの一部です。Sheabel
Kennelは、犬のホテル兼トレーニング・センターです。犬を長期間預かってくれますから、買主が一時帰国などで家を離れるときには便利です。各種訓練で、ご主人の言うことをよく聞く忠犬にしつけてくれます。ついでに、毛のトリミングも頼めるそうですよ。
スタンプス・ギャロア |
1ブロック南のPatchen
Villageは小さなお店の集まりです。Inta'sは腕のいい仕立て直し屋さん…ただし火、水、金曜日の正午から午後5時の間しか受け付けていません。Stamps
Galoreでは、趣味のグリーティング・カード製作用ゴム・スタンプを売っています。講習を受けたい方は奥の小部屋へどうぞ。表にはキルト用品のCorner
Quilt Shop、裏手に回れば、毛糸屋さんのKnit
One Pure Oneなどなど。
同じブロックの南には炭火焼肉のArirang
Gardenがあります。日本風とは心持ち肉質も違いますが、付き出しの韓国野菜はいっぱいで、カルビやタンも頼めて「合格」です。週末の夜にはバッフェもあります。そういえば、チップは15%と相場は決まっていますが、バッフェの場合は客がほとんど自分でサービスしますからチップは少しでいいんですよね。皆さん、ご存知でした?このお店の場合は、炭火を持ってきてもらったり、バッフェでも接客に手間がかかることでもあり一人2jくらいは払った方がよろしいでしょう。
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レークビュー・プラザ
その向かい、Krispy
Kremeのドーナツは、ジャスト・イン・タイムで製造即売。看板の下にある「HOT」のランプが点灯したら「待ってました」と駆けつけましょう!できたてが食べられますよ。しばらく近所をうろちょろしてみましたが、残念、点灯の瞬間は写真にはおさめられませんでした。ドライブスルーは何と24時間オープン。屋台のラーメンなら分かるけど、夜中に誰が買ってくのかな?夜勤の人??まあ、お持ち帰りもいいけれど、昼間はコーヒーと一緒にお店でホカホカを食べるのが一番ですね。
Lakeview
Plazaは、今はやや寂しげなたたずまい。存在感があったアスレチック・クラブのGold’s
Gymがプール付きの新しい建物(Todds
Rd./Pulumbo
Dr.)に引っ越して、抜け殻だけが残っています。
地中海(Mediterranean)料理と書いてあるお店が増えてきましたが、南欧やシシリー島などのお料理ではないのでご注意。多分、モロッコからトルコあたりまでの地中海沿岸の食べ物をいうのでしょう?素人目には中東料理と区別が付きません。Mr.Kababもそんなお店のひとつですが、チーズパイなどもあってメニュー豊富です。
ヘア&ナウ |
Hair
& Nowは西露仏独伊5ヶ国語が通じる総合美容サロンです。それもそのはず、初代支配人がニューヨークで国連に勤めていたキャリア・ウーマン。奥様お誘い合わせでみえて、髪はもちろん顔や全身のお手入れ、マッサージと、軽食をとりながら半日のんびりと過ごしていただきたい…その名も「Queen
For The Day」コースはしめて$195。日本語サービスは、通訳さんが帰国してしまったそうで、当分休業です。
リッチモンド通を隔てた反対側のブロックには酒屋さんのLiquor
Barn。ハロッズバーグ通の姉妹店にはない一時代前のお惣菜屋さんの趣きが感じられます。ここもHamburg
Placeに移って今風になってしまうのかしら?せめて手作りのおつまみは残してほしいな。裏に引っ込み目立ちませんが、Tabor
Ridge Centreには家具の本場ノース・キャロライナのKincaidがあります。合板無用、本物の板を使った家具しか置いていないのはレキシントンでもここだけというのが、このお店の自慢です。
Man
o' War Placeの北棟にあるイタリア料理のPortabella'sは要チェック。地場のお店ですから、平均的なお客さんを相手にするチェーン店ではまず口にできない、オーナーの自信に満ちた味付けがあるようです。パンやパスタも手作りでしょう。お勧めはウェディング・スープ、お試しください。
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マノワー・プレースとミスト・レーク・ショッピングセンター
アメリカの病院では、看護婦さんがミッキーやキティちゃんの服を着ていたりするのを見かけます。ほほえましいですね。Life
Uniformは制服屋さん…なるほどなるほど、看護婦さんたちはこういうお店を愛用しているのですね。あれこれ個性的な制服の数々、あれれ「制服」ってみんな同じだから「制服」だった筈???
Mist
Lake Shopping CenterはWal-Martがどんと目立つモールですが、小さなお店ものぞいてください。中古スポーツ用品のSports
Exchange。3日坊主のアメリカ人がほとんど使わずに売り払った新品同様の減量器具がいっぱい並んでいます。ネット・オークションの時代になり、以前ほど良い値段は出なくなったかもしれませんが、いらなくなったゴルフ・クラブここに持ち込んでみたらいかがでしょう。Heroes
Realmはアニメのフィギュアを売っています。私には分かりませんが、その道の皆さんには気になるお店なのでしょうね。中をのぞけば、横手に談話室風の小部屋があり、常連さんらしアメリカ人の皆さんが熱心に話し込んでいる様子でした。
⇒印刷の手順
リッチモンド通周辺とニューサークル環状線
★スケート・リンクとゴルフ練習場
★ニューサークル/リッチモンド通 ★ニューサークル/ウィンチェスター通
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スケート・リンクとゴルフ練習場
マノワー通を越えて南に行くと、丘の上にメキシカンのMi
Mexicoがあります。病院街を過ぎてDabney
Driveに入ったところに、打ちっ放しのWhite Havenゴルフ練習場があります。空港の近くにある有名なMan
O' War Golfよりは、安くレッスンが受けられるそうです。
リンク先の地図を見てください。ちょっと分かりにくいのですが、リッチモンド通を離れて少し南西に行くと、Lexington
Ice Center(写真)というスケート・リンクがあります。左隣はミニゴルフ場になっています。
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ニューサークル/リッチモンド通の界隈
ニューサークル方面に戻ってLexington
Mall。お店が次々に出て行き(注)Dillard'sだけになってしまった幽霊モールですが、別棟のHome
Depotは、その立ち退きを巡って目下裁判中=2審まで敗訴というややこしさ。まあっ、お買い物には関係ないことです。
チャッキー・チーズ |
地味な門構えの中で、一軒あざやかに際立っているのがChuck
E. Cheese’s、レストラン兼子供の遊び場といった感じでしょうか。お子様のお誕生パーティーにいい場所のようですよ。でも、大人同伴ならぬ、子供同伴でなければ大人は入れないのだそうです。子供天国のようですね。もう一軒、Tots
2 Teensは子供服の古着を扱っているお店。販売と買取の両方をしていますが、あまり着古したものは引き取ってくれないそうです。Philip
Gall’sはスキー用品のお店、ということで必要ない、と思うなかれ。普通の服屋さんで気に入った厚手の冬物が見つからない時にはここでスキーウェアを探す、という手もありますよ。ほかに、釣りや山歩きなどアウトドア用品も売っています。
(注)Dillard'sも閉店しました。同一オーナー所有のハロッズバーグ通のターフランド・モールにあるDillard'sも閉店の予定です。Philip
Gall’sは廃業しました。
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ニューサークル/ウィンチェスター通の界隈
ウィンチェスター通のすぐ北には和食のスガノ。お酒の肴の種類にかけては都会のレストランにに負けませんから、いつでも日本人のお客さんでいっぱいです。
Eastland
Shopping Centerは、正直、ご説明するほどのモールではないんですが、新品でも中古でもピアノにご用のある方はHenderson
Musicへどうぞ。入手しにくいビタミンやサプリメントをお求めの方は、Roberts
Health Foods(姉妹店Man o’ War Place)で探してみてはいかが?
ウインチェスター通の南にはSam's
Club=Wal-Mart系列の会員制量販店で、倉庫のような建物にうず高く商品が陳列されています。1パックの量が多いので単身赴任者には不向きですが、何でも割安でお買い得です。消耗品や冷凍食品など保存がきくもののお買物なら行かなきゃ損々。Seoul
Supermarketは老舗の韓国系食材店ですが、日本食品も置いています。野菜系に強い?
(注)
ヘンリー・クレー
(1777〜1852)
ケンタッキーは、18世紀後半から、ヴァージニアのフロンティアとして開拓されてきましたが、独立戦争終結の翌1779年に15番目の州と認められます。クレーは、20才でレキシントンに出て来て州の議会にデビュー、1811年には連邦議会に転じるや下院議長に選ばれ第2次対英戦争について若手のタカ派論客として活躍します。
19世紀前半のこの地方は、タバコや麻の栽培では南部型農業に依存する一方、オハイオ川流域に至る北部の産業化の波にも洗われていました。クレーが、3度にわたり北部の奴隷制廃止論と南部の分離独立論を仲裁し「妥協の名手」と呼ばれたのは、彼の宿命だったのでしょう。
終止、民主党に対抗するホイッグ党の第一人者でありながら大統領となる機会を逸しました。彼の死から9年、1861年には北部のリンカーン、南部のジェファーソン・デービスと、共にケンタッキー生まれの大統領を掲げる両軍が戦火を交えることになります。
(2005年5月 T. 山田)
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