ノースカロライナ州 シャーロット ピードモント三市 ローリー-ダーラム アッシュビル

ノースカロライナ州

State of North Carolina

ノースカロライナ州案内図/山麓（ピードモント）の三日月地帯/沿岸平野（コースタル・プレーン）/山岳地（マウンテンズ）

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ノースカロライナ州案内図

空港

補習授業校

アウトレット・モール

動物園

遊園地

古戦場

国立公園ほか

ノースカロライナ州の空港

発展する山麓（ピードモント）の三日月地帯

　大西洋岸の南部諸州は、地理的に見ると、いずれも東の沿岸平野と西のアパラチア山脈地帯、中間に挟まれた山麓台地に３区分されますが、ノースカロライナの州民920万人の約６割が｢山麓の三日月（Piedmont Crescent）地区｣と呼ばれる３大都市圏に住んでいます。

　左から時計回りに見てみましょう。まず最初の金融と航空の要衝シャーロット（Charlotte）を中心とするメトロライナ都市圏は、ＮＡＳＣＡＲ（ストックカー自動車レース）の有力チームが本拠をおいていることでも知られています。

　次が、ホンダのジェット機開発拠点グリーンズボロ（Greensboro）とタバコのブランドで有名なウィンストン-セーラム（Winston-Salem）、｢世界の家具の首都（Furniture Capital of the World）｣=ハイポイント（High Point）が集まるピードモント・トライアド（Piedmont Triad=山麓三人衆）都市圏。

　そして三番目…ダーラム（Durham）の名門私立デューク大学とノースカロライナ大学チャペルヒル（Chapel Hill）校、州都ローリー（Raleigh）のノースカロライナ州立大学を三角形の頂点とするザ・トライアングル（The Triangle）都市圏は、1959年にリサーチ・トライアングルパーク（Reserch Triangle Park）という学術研究都市ができてから、バイオやＩＴの先端企業が軒を連ねる東のシリコン・バレーとして発展してきました。

^（注）ローリーとダーラムが現地の発音に最も近いカタカナ表記ですが、日本語ではラーレイとかダーハムなどと書かれることもあります。

===≪各地にリンク≫===

⇒シャーロットのページ

ダウンタウン遠景 LYNX新交通システム

⇒ローリー-ダーラムのページ

ローリーのダウンタウン ノースカロライナ大学 オールド・ウェル デューク大学 デューク・チャペル

⇒ピードモント・トライアドのページ

グリーンズボロのダウンタウン ウェークフォレスト大学（ｳｨﾝｽﾄﾝｰｾｰﾗﾑ） ハイポイントの家具ショー会場

　三大都市圏の周辺を中心に、繊維、化学、自動車、バイオ、ＩＴなど多彩な業種の日系企業が進出しています。ローリー補習校の生徒数は２年保育の幼稚園と小中高合わせて約230名、シャーロット補習校の方は幼稚園から高校まで約140名で、隣接するサウスカロライナ州のからにあります。

沿岸平野（コースタル・プレーン）

　沿岸部にはアウターバンクス（Outer Banks）と呼ばれる長い砂嘴（沿岸流で運ばれた砂が堆積してできた細い岬）が連なっています。ケープ・ハッテラスとケープ・ルックアウト両国立海浜公園 北端付近のロアノーク（Roanoke）島には、1585〜88年にイギリスが入植を試みて失敗に終わった幻の最初の植民地=フォート・ローリー国立史跡公園、さらに北に行くと1903年にライト兄弟が一号機を飛ばした海岸があります。オハイオ州デイトンで自転車屋を営んでいた兄弟が、理想の風を求めてわざわざキティ・ホーク（Kitty Hawk）の町に旅してきたというのがノースカロライナのお国自慢の一つで、州の記念硬貨（写真）にもなっています。

　平野部は、バージニアと同様、奴隷制の下でタバコのプランテーション農業が盛んな地域でしたから、州の中部や西部とは違い、黒人も多くすんでいます。南東部のウィルミントン（Wilmington）がノースカロライナ州の海の玄関です。

ノースカロライナ州のアウトレット・モール

山岳地（マウンテンズ）

　アパラチア山脈の山岳地域には、チェロキー族インディアンの旧居住地グレート・スモーキーマウンテンズ国立公園があります。ブルーリッジパークウェーで、アッシュビル（Asheville）の市街を抜けて峰伝いに北上、バージニアのシェナンドー国立公園（Shenandoah National Park)に至る約750kmのドライブをお楽しみください。

ビルトモア邸は鉄道王ヴァンダービルト家のお屋敷

　アッシュビルは山あいの小さな町ですが、ビルトモア邸（Biltmore Estate=写真）というフレンチ・ルネッサンス様式のお城やネオ・ゴシックやアール・デコ調など芸術性の高い建物が数多くあり、アパラチア山脈を訪ねる観光客の足を休ませてくれます。

　ところで、ヒッコリーといえば、昔はゴルフ・クラブのシャフトにも使われた家具に適したクルミ科の木の名前ですが、山岳（マウンテンズ）と山麓（ピードモント）の境い目の町ヒッコリー（Hickory）には家具専門のアウトレット・モールがあります。

　アメリカ・サイズの家具は日本に持ち帰っても始末に困りますからご購入はお勧めしませんが、どうやら全米に配送してくれるようです。ちょうど私がホームページをチェックしたときには、ミシシッピー川から東は配送無料、西でも半額割引の大セール中でした。

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ノースカロライナ州・e-ガイド

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