★ショッピングと外食 ★シンシナティスタイル・チリ ★お子様の教育とお住まい ショッピングと外食
シンシナティには洗剤のP&G、デパートのメーシーズ、スーパーのクローガー、バナナで有名な食品メジャーのチキータなど国際的にも上位にランクされる企業や大銀行・大保険の本社があり、ダウンタウンのビジネス街は活気にあふれています。 しかし、ショッピングの中心は郊外に移ってしまいました。摩天楼カリュータワーにあったモールも2014年に閉まってしまいました。北のブロックにはメーシーズ、西には最高級デパートのサックス・フィフス・アベニューが、5番街の交差点()で対角線ごしににらみ合っていますが、第3のデパートがあったもう一つのブロックは駐車場に変わってしまいました。 郊外のモールではケンウッド・タウンセンターが最大ですが、トライカウンティー・モール、ノースゲート・モール、イーストゲート・モール、ルックウッド・コモンズ&パビリオンなどその他の大きなショッピング・センターは、I-71か環状線のI−275の沿うように並んでいます。ノーザンケンタッキーにはフローレンス・モール。I-75のExit29のモンロー付近には、2009年にアウトレット・モールのプレミアム・アウトレットがオープンしました。 外食では、ステーキならザ・プレシンクトというお店が有名です。オハイオ川に浮かぶ姉妹店はシーフードも評判でしたが、2011年3月に川の増水で流され残念ながら閉店してしまいました。大切なお客様のおもてなしには、シンシナティホテルのザ・パレスやヒルトンホテル(旧オム二ホテル)のオーキッズ@パームコートもお薦めです。私たちが1軒だけ推薦するとしたらダウンタウンのミタ´ズというスペイン料理のレストラン…カジュアルですが、少しフォーマルな服装で来店しても違和感のない不思議なお店です。 シンシナティスタイル・チリ
B級グルメ部門でも、シンシナティには名物があります。アメリカでは、ひき肉に豆と玉ねぎやトマトを加えチリとうがらしパウダーで辛く味付けしたチリ・スープが人気の食べ物のひとつですが、これはテキサス生まれのメキシコ系料理。 それに対して、シンシナティのチリといえば、スパゲッティの上に細かく刻んだチェダー・チーズもろともにチリをたっぷりかけたお料理…毎年9月には市の主催でリバーフロントの公園で「チリ祭(Chili Fest)」が開かれるほどです。
レストランで注文するときには、スパゲッティー本体にトッピングがチリ(ひき肉)とチーズの2種類だけならスリーウェイ、これに豆(レッド・ビーン)か玉ねぎを加えるとフォーウェイ、両方加えたらファイブウェイと頼むのが作法。しばしば、オイスター・クラッカーが添え物に付いてきます。 スカイライン・チリとゴールドスター・チリの2大チェーンのチリに飽き足りない方は、エンプレス・チリ、キャンプワシントン・チリ、プライスヒル・チリ、プレザントリッジ・チリ&レストランにお出かけください。 シンシナティの和食では、芽生(めい)、安藤、東京、章(あきら)、行処(こうしょ)など。ノーザンケンタッキーには、如庵(じょあん)、美吉(みよし)、松屋、スシとケーキのヒロがあります。 日本食材と雑貨は東京食品、ノーザンケンタッキーでは松屋マート(レストランの隣)とさくらマート。 生鮮食品なら韓国系のCAMアジアマーケット。少し遠くてもかまわなければ、敷地面積6エーカーのジャングル・ジムズ国際マーケットには、いいお魚があります。伝統のフィンドレー・マーケットは水曜日から土曜日、一部のお店は日曜日も営業しています。 お子様の教育とお住まい
シンシナティ日本語補習校は、ケンタッキー州側のノーザンケンタッキー大学構内にあります。I-275のExit74Bを下り直進するとロータリー交差点がありますが、そのまま道なりに進み立体駐車場をくぐると、すぐ右手が事務室のあるBEP(Business, Education, Psycology)棟です。 授業がある土曜日と平日では、駐車場の扱いが違います。2009年夏からは、土曜日でも、送迎パスを持っていない方々の駐車が有料になるそうですからご注意ください(ご案内=補習校ホームページ)。1975年に開校した…中西部ではシカゴとデトロイトに続いて古い補習校で、2009年4月現在では、幼稚部は年中と年長を合わせて73名、小学生256名、中学生55名、高校生34名の計418名、小学校は全学年2クラス編成の大補習校です。
お聞きしたところでは、日本人駐在員のお住まいは、オハイオ州側ですと、メーソン(Mason)かウェストチェスター(West Chester)やモンゴメリー(Montgomery)の周辺、ケンタッキー州側では、フローレンス(Florence)かユニオン(Union)があるブーン・カウンティ(Boone County)に多いとのことでした。いずれにしても、周りの環境のよい地域にお住まいを定めれば、とんでもない現地校にお子様を通わせる心配はなさそうです。ご参考までに、各地の教育委員会のホームページとローカル・スクール比較のホームページGreateSchool.netの該当ページをご紹介します。
GreatSchools.orgは、(「育児と教育」のページでも紹介していますように)各地の現地校を公表データで比較するホームページです。各州の学力テスト結果による成績の比較のほか、生徒の人種構成や(貧しくて)給食補助を受ける生徒の比率、先生一人当たりの生徒数などが分かります。 ただし、成績については、各州で実施されるテストが異なりますので、州を越えた比較はできませんから、注意して比較してください。 |