★ショッピングと外食 ★日本食材と和食レストラン ★お子様の教育とお住まい
クリーブランドは「森の都(Forest City)」といえばそのものズバリの表現ですが、それとは別に「6番目の都市(The Sixth City)」という愛称が残っています。どうも前世紀の初めにできた呼び名のようですが、調べてみると、(右の表でごらんのように)確かにクリーブランドは万年6位…その間に、デトロイトやロサンゼルスが急速に台頭してセントルイスやボストンが順位を下げています。鉄鋼第3位のリパブリック製鉄とロックフェラー家のスタンダード石油を擁する当時のクリーブランドは全米一の工業都市だったのです。 ======≪ショッピングと外食≫====== ダウンタウンにユニオン・ステーション(現タワーシティ・センター)が開業したのは1919年…1930年に建ったターミナルタワーは、1964年までニューヨークのマンハッタン島外で世界最高の摩天楼でした。
タワーシティは、今でもクリーブランドの電車系統の中枢ですが、長距離旅客鉄道Amtrakの駅は別にできましたから、空きターミナルのスペースがショッピングセンターに転用されています。
市内で最上級のショッピング街は補習校の近くにあります。ビーチウッドプレースの旗艦店はサックス・フィフスアベニューとノーズトラム、ディラーズの3百貨店、交差点のはす向かいにはレガシービレッジ、周囲にはゴルフ場も散在する素敵な環境です。さすがは「森の都」ですね。 ウェストレークのクロッカーパークは2004年にできたばかりの職住遊一体型ライフスタイル・センターで、フランスの小さな町をイメージした石畳の街並みです。週末には、軽いコンサートや映画会が開かれます。 =========≪日本食材と和食レストラン≫=========
本格的な日本食材や雑貨を調達するなら、コロンバスの天助マーケットと花ギフトか小山商店までお出かけになるしかありませんが、クリーブランドのアジア系食材店でも、ある程度のお買物はできます。 2005年にオープンしたCAM Asia Supermarket(華欣超市)は、コロンバスとシンシナティにもお店がある中国系の大スーパーで、品揃えでは抜きん出ているようです。ただし、通りを隔てたランドールパーク・モール(Randall Park Mall)というショッピングセンターが2009年の春に閉鎖され、周囲が寂れてぶっそうになったという情報もあります。日暮れ以降の買物は避けるとか多少ご注意なさった方がよいかもしれません。 大都市ですから和食レストランはいくらでもあります。ノースイーストオハイオ日本人会のブログに日本食レストランとアジア食料品店の一覧表が出ていますからごらんください…最近は和食バイキングのお店が流行のようです。私が作った案内図には、どうやら日本人経営のお店らしい4軒のお店だけ記載しました。 ダウンタウンのアジアタウンには、コウコウ(KoKo Bakery=可口坊餅屋)という中国系のパン屋さんがあります。画像共有サイト「Flickr」に日本風のおいしそうなパンの写真が載っていますからごらんください。 ==================≪お子様の教育とお住まい≫==================
クリーブランド日本語補習校では、幼稚園(3年保育)から高等部まで122名、国際部17名(2009年4月初時点)の皆さんが学んでおられます。1977年に開校した歴史の古い補習校。クリーブランドにお住まいの方のお話はうかがったことがないので、日本人の皆さんがどのあたりに多くお住まいなのか全く存じませんが、インターネットで暮らしやすそうな地域を拾って表にしてみました。
GreatSchools.orgは、(「育児と教育」のページでも紹介していますように)各地の現地校を公表データで比較するホームページです。各州の学力テスト結果による成績の比較のほか、生徒の人種構成や(貧しくて)給食補助を受ける生徒の比率、先生一人当たりの生徒数などが分かります。ただし、成績については、各州で実施されるテストが異なりますので、州を越えた比較はできませんから、注意して比較してください。 |