★地域とショッピング ★日本食材と和食レストラン ★メンフィスの外食 ★お子様の教育とお住まい
メンフィス市民の10人に6人は黒人です。同じテネシーでも、ミドルテネシーのナッシュビルでは27%、イーストテネシーのノックスビルでは全米平均の12.3%とあまり変わらない16%ですから、いかに黒人市民の比率が高いかお分かりでしょう。 =====≪地域とショッピング≫=====
黒人の市民は主にノースメンフィスとサウスメンフィスやサウスイーストメンフィス、白人は高級住宅街のイーストメンフィスや郊外のベッドタウンと、メンフィスの場合は地域別にかなり露骨な住み分けがあるようです。 ミッドタウンは、まだ都市計画がない時代に市街化したために、古い民家とアパート、さらに高層ビルや商店が一つ区画に入り混じり、黒人も白人も一緒に暮らす「これぞメンフィス(Midtown is Memphis)」と呼ばれる地域です。 4つあるショッピングモールの中の一つヒッコリーリッジ・モールは、2008年2月の竜巻で壊滅的な被害を受けて2年にわたり休業しました。2つあったデパートのうちシアーズは営業していますが、メーシーズの再開はこれからです。再建5ヶ年計画によれば、最終フェーズでディラーズの出店にも期待をかけています。 メンフィス最大のショッピング・センターは北東アーリントン方面のウルフチェース・ギャラリアで、ほかに環状線内側のオークコート・モールと南のサウスランド・モールがあります。補習校に近い南東のヒッコリーリッジ・モールは2008年2月7日の竜巻で破壊され長い間休業していましたが、2010年にようやく再開しました。
=====≪日本食材と和食レストラン≫===== メンフィスには石水(せきすい)という名前の和食レストランが何軒もあります。地図には一部しか載せませんでしたが、グループの店を含めるとメンフィス付近だけで11店舗。オーナーは山梨県甲府出身の石井さん有名な鉄板焼きのBenihana(紅花)などで経験をつんだ後に独立し南部諸州に20店舗のチェーンを経営する立志伝中の人物です。 他の和食レストランや日本食材が手に入るアジア系食材店については、アーカンソー州側に住んでおられた駐在員の奥様(あずきさん)が運営されている「あかんそうな海外生活」中のメンフィス覚書に詳しく記されていますからごらんください。 ================≪メンフィスの外食≫================ さて、外食といえば、普通はモービル・トラベル・ガイドに基づいて私がご案内することにしているのですが、メンフィスの場合は、ぜいたくな舌をお持ちの素晴らしい案内役がおられましたので、私は彼女(オタクズワイフさん)のブログの目次を作って皆さんがご興味のあるレストランを探しやすいようにお手伝いしてみました。 ≪ブログご紹介≫
カッコ内の料理のカテゴリーは私の分類です。不適当な表示があれば、お許しください。各レストランのホームページには、彼女の記事からジャンプできるようになっています。 ================≪お子様の教育とお住まい≫================ メンフィス日本語補習校は小・中・高を合わせても生徒数60〜70人の規模ですから、今のところ文部科学省の教師派遣対象ではなく周辺の日系企業の皆さんが協力し合って運営しているようです。北東のジャクソンやミシシッピー川対岸のアーカンソー州で暮らす子供たちも通っている学校です。
現地校と各地のお住まいの環境については次の表をご参照ください。メンフィス市は大行政区で地域ごとの格差が大きく、全体の評価は低いものの住環境がよい学区もあるようです。コルドバはメンフィス市の教育委員会、コリアービルやジャーマンタウンはシェルビー・カウンティーの教育委員会傘下です。マリオンはアーカンソー州側のウェスト・メンフィス付近、ほかにジャクソンなど駐在員の皆さんが多く住んでおられる町も対象にしました。
GreatSchools.netは、(「育児と教育」のページでも紹介していますように)各地の現地校を公表データで比較するホームページです。各州の学力テスト結果による成績の比較のほか、生徒の人種構成や(貧しくて)給食補助を受ける生徒の比率、先生一人当たりの生徒数などが分かります。ただし、成績については、各州で実施されるテストが異なりますので、州を越えた比較はできませんから、注意して比較してください。 |