ダラスの観光と行楽 ★ダウンタウン ★テキサス100周年跡地フェアパーク ★マスタングとアメリカン・クォーターホース
=== ≪ダウンタウン≫ === ダラスのダウンタウンは、整然と区画されています。メインストリート両サイドのブロックは「メインストリート地区」…ショッピングやレストラン、エンターテインメントの街です。
1963年11月22日、メインストリートのパレードを終えたケネディ大統領のオープンカーは、旧市庁舎角を右折して見通しのよいディーリープラザに入った所で狙撃されました。 その南は「ガバメント地区」…ユニオンステーションの正面に当たり、行政関係の建物が集められています。リユニオンタワーは、高さ171m(560フィート)の展望塔で、ファイブシックスティというアカデミー賞授賞式公式シェフのウルフギャング・パックのレストランがあります。 「メインストリート地区」の北は、DART(ダラス都市圏高速鉄道)が通っているビジネス街の「シティセンター地区」で、もう一つ北は美術館や劇場街の「アート地区」。「アート地区」の縁を走るウッドール・ロジャース・フリーウェーには、スペインの奇才サンティアゴ・カラトラバの設計によるニューブリッジが建設され、ダウンタウンの西を流れるトリニティ川の新たなランドマークになりました。 === ≪テキサス独立100周年世界博跡地フェアパーク≫ ===
ダウンタウンの南東にあるフェアパークは、1936年に、テキサスがメキシコから独立して100周年を祝って開かれた世界博の跡地です。
中央のコットンボウル・スタジアムは世界博に先立つ1929年に開場し、2010年にアーリントンの新カウボーイズ・スタジアムに移るまで、伝統ある大学アメフトの祭典コットンボウルの会場の役を果たしてきました。 1910〜30年代に流行したアールデコ調のパビリオンが、イベント会場やコンサート会場のとして保存されています。遊園地や子ども水族館、アメリカ鉄道博物館など家族連れで楽しめる施設もあります。自然科学博物館は2012年に移転、新たにペロー自然科学博物館として開館しました。 === ≪マスタングとアメリカン・クォーターホース≫ ===
NBAダラス・マーベリックスのマスコットチャンプ君は、ウマです。テキサスのウマは、サラブレッドやアラブ種に加え、野生馬「マスタング」の血も混じったカウボーイ用のアメリカン・クォーターホースで、長距離走は苦手ですが、1/4マイル(400m)以内の勝負には図抜けて強く、ロデオにも向いています。 (注) マーベリックスの日本語公式サイトに、「マーベリック」は仔馬のことと書いてありましたが、「マーベリック」は所有者を示す焼印のない牛などの家畜や一匹狼の人を表す言葉で、仔馬という意味はなさそうです。チーム名は1957〜62年のTVドラマ「マーベリック」の主人公で、テキサス出身のポーカー打ちの名前に由来しているようです。マーベリックスが発足した1980年にファン投票により選ばれました。 ダラス-フォートワースの周辺には、観光牧場(Dude Ranch)や乗馬クラブがたくさんあります。乗馬クラブについては、town-mall.netを参考に、初心者から上級者まで各自レベルに合わせた乗馬クラブを選んでください。 ダラスの乗馬クラブや厩舎は特に空港の東ラスコリナスやアービング周辺に多く、ラスコリナスにはマスタングズ・オブ・ラスコリナスというウマの彫像を集めた美術館があります。 |