レキシントンでは、一部のサブディビジョンを除き、週に１回、指定日に市がゴミの回収を行っています。３種類のゴミ箱に名前があるのはご存知でしたか？濃緑色の一般ゴミ用は「Herbie」または道路際（Curb）に出すので「Herbie the Curbie」、水色の分別ゴミ用は「Rosie」、灰色の草木用は「Lenny」と呼ばれています。

　「Herbie」に入れてかまわないのは、生ゴミ、冷凍食品容器、オムツや生理用品、ペーパータオルなどの汚れ物などリサイクルできないゴミで、必ずポリ袋に詰めてから捨ててください。ゴミ回収車がアームで持ち上げますから、側面の矢印を通りに向けて置かなければなりません。私たちのサブディビジョンでは、ゴミは回収日前日の午後５時以降でないと家の外に出せません。ガレージに入れておくと「Herbie」はだんだん臭いがきつくなってきます。毎冬、年に１回くらいは、洗剤をつけてブラシで内部を洗ってあげた方がよいそうです。

　「Rosie」には、リサイクル可能なガラスのビン類、缶類、プラスチック類、紙類を入れます。ビンは、割れ物ですから、備え付けの黒い容器に区分けして入れてください。透明でも、茶、緑、青などに着色されていてもかまいません。缶には、ビール、ジュース、ソーダなどのアルミ缶、エアゾールの缶、缶詰のスティール缶などがありますが、いずれも中身は必ずカラにしてから捨ててください。ラベルは付いたままで結構です。プラスティックには、ペットボトルや洗剤などのプラスティック容器がありますが、キャップは外してから捨ててください。

　紙には、新聞、ビジネス/学習用紙、手紙、雑誌、電話帳などの薄い紙から、食べ物（冷凍食品や飲料用を除く）やくつ、贈答品などの箱、トイレット･ペーパーの芯などのボール紙や電気製品などの箱に使われた段ボールまでが含まれます。段ボール箱は、発泡スチロールなど包装用の詰め物を除いてから、つぶして捨てます。大きい箱は、つぶして「Rosie」の横に立てかけておけば回収してもらえます。いくつもある場合は、ひもで結わえてください。

　分別ゴミの多い家庭やゴミ出しの回数を減らしたい人には「Herbie」「Lenny」と同じ95ガロン特大サイズの「Rosie」もあります。ガラス･ビンを多く捨てる人には、特大14ガロンの割れ物入れもあります。

　「Lenny」には、庭仕事で生じる草木系のゴミを捨てます。少し木の枝を間引くだけでも大量のゴミが出ますから、「Lenny」に入り切らない残りは制定の紙袋に収納してください。紙袋は、清掃局から郵送されるニュースレターに付いているクーポンを指定された金物屋や、ホーム･センター、スーパーに持ち込めば、無料でもらえます。芝の刈り屑を丁寧に集めて捨てる人もいますが、清掃局としては、庭に均等にばら撒いて肥料として再利用するよう勧めています。「Lenny」で回収されたゴミはマルチ（腐葉土）に加工されます。指定日に指定の場所に行くと、先着順でマルチを無料でもらうこともできます。

　家具やマットレスなどの粗大ゴミは、ごみ収集日に「Herbie」の脇に出しておけば大丈夫です。カーペット張替え時には業者が古カーペットを持ち帰る筈ですが、長さ４フィート（1.2m）以下に切ってグルグル巻きにしておけば市に回収してもらえます。窓やドアのガラスは、清掃局員が怪我をしないように、砕いて缶に入れ必ずふたを閉めておいてください。ペンキは、土や砂、ペンキ凝固材などで固めなければいけません。ふたは必要ですが、固く閉めないでください。木材は、直径６インチ（15ｃｍ）、長さ４フィート（1.2m）、重さ60ポンド（27ｋｇ）以下なら回収対象です。暖炉やバーベキューなどの灰は、条例で、30ガロン以下の大きさの金属容器に入れることが義務付けられています。燃えさしは注意深く取り除いてください。ブランコや物干し竿は、長さ４フィート（1.2m）以下に切って出してください。

　注射針やガーゼなど医療ゴミはコーヒー缶などに入れてから「Herbie」の中に捨ててください。動物の死骸も、ポリ袋を二重にして包んでから「Herbie」の中に捨ててください。

　電気（ガス）器具の中で、冷蔵庫、冷凍庫、電器コンロ、洗濯機、乾燥機、ボイラー、暖房機は、収集日の48時間前までに「LexCall」という専用電話（859）425-2255に事前に連絡した上で、道路際に出しておけば回収してもらえます。加湿器、テレビ、電子レンジ、パソコンは、「Herbie」の中に捨てるか、脇に並べて出しておいてください。タイヤも４本までは回収してもらえます。これも、予約の電話が必要です。

　使用済みのレジ袋は、スーパーやディスカウント･ストアーに返してください。「Plastic Grocery Bags…Recycling」と表示された水色の専用ゴミ箱がある筈です。乾電池は「Herbie」に捨ててかまいません。ラップトップ・パソコンや携帯電話に使われる再充電用のニッケル-カドミウム電池は、清掃局のオフィスに持ち込むなどの方法でリサイクルしてください。自動車のエンジン･オイルの交換をご自分でなさる方は、使用済みオイルを勝手に廃棄しないようにお願いします。処理方法は「LexCall」という専用電話に聞くか、市のＨＰで確認する必要があります。