クラスト(パイ皮)に流し込んで焼けば出来上がり
ハンドミキサーとオーブンで、簡単チーズケーキ
書くのが苦手というので代筆しますが、このコーナーは私の妻=満里の担当です。テレビでもインターネットでも美味しそうなお料理のレシピが氾濫していて、もう結構という気もしますが、このコーナーでは、満里が北米生活20年の間に先輩や仲間の駐在員の奥様やアメリカ人の友達に聞いて覚えた「アメリカで暮らす日本人」にお勧めのレシピを紹介します。
お菓子作りが好きでなければ、これまでオーブンを使ったことのない奥様も多数おられることでしょうが、ほとんどのアメリカの家にはオーブンがついていますからあるものを使わなければ損…何事も経験ですから、ハンドミキサーでかき混ぜるだけで簡単にできるチーズケーキを作ってみましょう。
e-レシピ
第3回 「ハンドミキサーとオーブンで、簡単チーズケーキ」
今回の主人公はクラフト
フィラデルフィアのクリームチーズ…日本で買ったら、目の飛び出るようなお値段でしょうが、アメリカでは2ドルくらい。クラストも、やはり2ドルくらいですから材料費もお手頃です。
≪材料≫(計量カップはアメリカ・サイズ=250ml)
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☆クリームチーズ KRAFT
Philadelphia
Original Cream Cheese
8oz(226g)
☆生クリーム(Whipping
Cream)
1/2 Pint (236ml)
☆卵 2個 ☆砂糖 1/2
カップ(約125ml)
☆小麦粉(一般用=All
Purpose)
1/4
カップ(約60ml)
☆
クラスト(パイやチーズケーキの皮)⇒注 |
注…クラスト(パイやチーズケーキの皮)はスーパーのベーキングコーナーで売っています。ブランドは何でもかまいませんが、今回はキーブラー(Keebler)
のレディー・クラスト(
Ready
Crust)で、種類はグラハム(Graham)を使いました@。
キーブラーはクラッカーやクッキーのメーカー。グラハムとは19世紀初めにグラハム牧師が考案したクッキー・タイプの甘いクラッカーです。クラストには、ほかにショートブレッド(Shortbread)という種類もありますが、私は試したことがありません。キーブラーの製品は、2006年に日本で未承認の酸化防止剤を使うようになって、今は日本で売られていないようです。
≪作り方≫
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@ あらかじめ電子レンジで温めやわらかくしておいたクリームチーズを、ハンドミキサー(電動泡だて器)でかき混ぜる。 |
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A あらかじめ割りほぐしておいた卵2個を加え、混ぜる。
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B 次に砂糖も入れ、よく混ぜる。
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C
生クリームも入れて、全体がよく混ざりなめらかになったら、ハンドミキサーを止める。
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D
小麦粉をふるい入れる。
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E
ゴムべらでさっくりと全体を混ぜ合わせる。
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F
クラスト(パイ皮)に材料を流し込む。
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G
オーブンにいれ400°F
で
20分、300°F
に火加減を落としてさらに30分焼く。オーブンによっても焼け方が違うので、300°F
に火加減を落としてからは、(30分経つ前から)時々焼け具合を見る。
400°F
は約200℃、300°F
は約150℃です。アメリカ以外に在住の方もごらんになっているので、念のため。
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H
中に火が通る前に、上部が焦げてくるようならアルミホイルで覆う。真ん中に竹串をさして何もついてこなければ出来上がり。
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