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アメリカ生活・e-ニュース

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2009年5月15日(第35号)

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あなたの交通違反は公衆の目にさらされています

 運転履歴や車両履歴をインターネットで入手

 帰国就職して日本で働いている息子が、「運転履歴(Driving History Records)」を取ってほしいとEメールで頼んできました。今では、外国免許を日本の免許に切り替えるには、いちいち試験が必要になってしまいましたが、それでも新規に取得するよりは外国免許から切り替える方が手続き的に楽なのだそうです。

===運転履歴===

 「運転履歴」は、州政府のホームページに名前と運転免許証の番号を入力するだけで、その場でダウンロードできます(PDFファイル=ケンタッキー州の場合は電子申請なら手数料5ドル)…州法で、申請者が誰彼かまわず発行することになっているのだそうです。

 運転免許証の種類と有効期間、過去5年間の交通違反の記録が記載されています。自動車保険の料金は、この記録次第で大きく変わりますからお気をつけください。一定期間無違反の人が軽い違反を犯した場合に限りますが、多くの州に講習を受ければ違反の事実が取り消されるという寛大な制度がありますから、いざというときには必ず調べてみましょう。

 さて、余談ですが、運転免許証の発行日の欄には現免許証に更新された日が記載されていますが、実はこれが問題。息子は16歳で免許を取り24歳の今は堂々たるベテラン・ドライバーなのですが、書面上の日付で運転暦が証明できなければ若葉マークをつけて運転しなければならないのです。私も、昔、カナダから帰国したときに同じ目にあって憤慨したことを思い出しました。所詮、気持ちの問題ですが…。

===車両履歴≫===

 「車両記録(Motor Vehicle Record)」も、正当な理由があれば州政府に申請して発行してもらうことができますが、この文書は主に所有権関係の記録のようで、事故関係の記録を調べるならCARFAXというホームページで「車両履歴(Vehicle History Record)」を取り寄せてください。新聞広告で探して知らない人から中古車を買う場合には、小切手を切る前に、事故や冠水の履歴がないかしっかり確認するのが鉄則です。

 あれこれネットを検索しているうち「DMV(=Department of Mortor Vehicles)」という名前を使ったホームページがいくつもあるのに気がつきました。いかにも州政府の自動車局のページに見せかけていますが、実は民間のビジネスです…(有料で)運転履歴や車両履歴にとどまらず個人の信用履歴や犯罪歴ほかもろもろの個人情報を提供してくれると書いています。まどわされないでください。

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