レッグ(もも肉)=サイ(太もも)+ドラムスティック(下腿)
鶏の骨付き肉で料理といえないほど簡単料理
書くのが苦手というので代筆しますが、このコーナーは私の妻=満里の担当です。テレビでもインターネットでも美味しそうなお料理のレシピが氾濫していて、もう結構という気もしますが、このコーナーでは、満里が北米生活20年の間に先輩や仲間の駐在員の奥様やアメリカ人の友達に聞いて覚えた「アメリカで暮らす日本人」にお勧めのレシピを紹介します。
…今回は、再び、単身赴任の方にも手軽にできるお料理という趣旨で、鶏の骨付き肉を使うレシピをご紹介しましょう。日本で鶏肉といえば、胸肉とささみ、もも肉、手羽元、手羽先の5部位ですが、アメリカの鶏のレッグ(Leg=もも肉)は大きいので、ドラムスティック(Drumstick=下腿)とサイ(Thigh=太もも)にカットされた肉の方が、売り場で多く売られています。
右の表はクリックすると拡大して見やすくなります。七面鳥など他の家禽類(Poultry)のカットも基本的に鶏と同じです。
我が家では、もも肉の方が胸肉より味があるような気がして、炒め物でも煮物でもたいていの鶏肉の料理には袋入りのボンレス(骨なし)のサイを使います。
レッグを使えば大人向けの豪華な唐揚げができますが、一回りかわいらしいドラムスティックの唐揚げを何本も作ってあげた方が小さなお子様には喜ばれることと思います。
今回は、そのドラムスティックを使う(お料理といえないほど簡単な)お料理…骨付きですから、ただ煮るだけでおいしいスープができます。ハシでつまんでも食べやすいサイズです。骨付き肉ならどの部位でもかまいませんが、煮込み時間を微妙に調整してください。
e-レシピ
第13回 「鶏の骨付きもも肉(ドラムスティック)のスープ煮」
マスタードでお召し上がりください。写真にはソラマメを添えました。
≪材料≫
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ドラムスティック
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じゃがいも |
にんじん |
玉ねぎ |
キャベツ |
固形ブイヨン(種類はお好み)
1〜1.5個 |
塩、コショウ |
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≪作り方≫
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ドラムスティックに塩をする。
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A
ドラムスティックに胡椒をふる。
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B
野菜をきざむ。じゃがいも、にんじんは大きめ、玉ねぎ、キャベツはざく切り(太め)。
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C
フライパンに油を敷き、ドラムスティックをいためる。
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D
野菜を加える。最後に、表面をキャベツで覆う。
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E
野菜がひたひたにつかるまで水を入れ、ブイヨンを加える。
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F
沸騰するまで強火。その後、中火で40分ほど煮込んで出来上がり。
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