日本のケーキが懐かしい方はご自分でお作りください
クリスマスを飾る本格派イチゴのショートケーキ
書くのが苦手というので代筆しますが、このコーナーは私の妻=満里の担当です。テレビでもインターネットでも美味しそうなお料理のレシピが氾濫していて、もう結構という気もしますが、このコーナーでは、満里が北米生活20年の間に先輩や仲間の駐在員の奥様やアメリカ人の友達に聞いて覚えた「アメリカで暮らす日本人」にお勧めのレシピを紹介します。
元祖ショートケーキ |
(左)アメリカ式ビスケット
(右)イギリス式ビスケット |
日本でクリスマスケーキといえばイチゴのショートケーキですね!?
ベースのケーキ生地(スポンジ)のふんわり感が命ですが、これも例によって日本人がまねて改良した作品なのだそうです。
それに引き換え、アメリカの元祖ショートケーキのベースは、ビスケット(ショートブレッド)というバターたっぷりのオート麦パン。それはそれでおいしいのかもしれませんが、サクサクした食感では日本的クリスマスに馴染みませんね。いっそのこと、ご自分でお作りになってはいかがですか?
ご紹介するレシピの最大の特徴は卵の黄身と白身を別々に泡立てること…それだけで、ふんわりしたスポンジケーキが出来上がります。
デコレーションの程度は皆さん次第。今回は、クリスマスケーキですから少し手間をかけてアーモンドで飾ってみました。
生クリームの飾りは「お菓子材料の店クオカ」のページに紹介されているほど立派になさるなら別ですが、(生クリームの)おまけの絞り袋と口金一つで何とか格好が付けられます。
e-レシピ
第18回
「クリスマスを飾るイチゴの本格派ショートケーキ」
≪材料≫ 直径18pのケーキ型を使用
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ケーキ生地
材料
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小麦粉 75g 砂糖 65g
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卵白 4個分 卵黄 3個分 |
サラダ油
30cc |
オレンジジュース 40cc弱 (もしくは 水) |
バニラエッセンス 少々 |
デコーレーション 材料 |
生クリーム 1パック 230cc |
砂糖 大さじ3 イチゴ 1パック |
アーモンド 40g サラダ油 少々 |
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≪作り方≫
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>>ケーキ生地の作り方
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卵を、2つのボウルに、卵黄(卵3個分)と卵白(卵4個分)に分ける。
A
卵黄に、砂糖半量を入れて白くなるまで泡立てる。
B 小麦粉をふるい入れ、サラダ油
30ccとオレンジジュース 40ccを加える。
C
泡立器で泡を消さぬよう、下から下からとろりとした生地になるまで混ぜあわせる。
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D
(別のボウルの)卵白をしっかり泡立て、残りの半量の砂糖を加え、角が立つまでさらに泡立てる。
(注)水気が入るとしっかり泡立たない。ハンドミキサーの先は、洗ったら、きれいにぬぐっておくこと。
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E
卵白に、卵黄の生地材料を加え、泡を消さないように気をつけて、へらで下から下から混ぜ込む。
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F
バニラエッセンスを加え、卵白が残らないように生地を仕上げ、型に流し込む。
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G
あらかじめ190℃(約380°F)に加熱しておいたオーブンに入れ、30分ほど焼く。
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H
串を刺し、串の先に何もついてこなければケーキ生地の焼き上がり。冷めるまで、型を網の上に逆さにしておく。
(注)縮むといけないので、スポンジが十分冷めるまでは、絶対に型から取り出さない。
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>>デコレーションの仕方
I
生クリームは、小1パック(230cc程度)に砂糖大さじ3杯を最初から加え、氷水を張った別のボウルの中で角が立つ状態までしっかりと泡立てる。
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J(アーモンドはお好みで!!)
市販のアーモンドパックの半量
40g程度を、少量の油を落としたフライパンで、焦げ目が出るくらいまで炒って冷ます。
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K
ケーキ生地(スポンジ)を半分に切って、上下のスポンジの間に、生クリームをぬり、半切りにしたイチゴを挟む。位置合わせにつまようじを2本刺して目印にするとよい。
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K
外側にも全体に生クリームをぬってイチゴを飾り、周囲に先ほど冷ましておいたアーモンドを張る。絞り器で生クリームをデコレーションして出来上がり!!
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