オーブンで焼いているうちから♪甘〜い香りがあふれ…♪
トッピングにココナッツをまぶしたバナナケーキ
書くのが苦手というので代筆しますが、このコーナーは私の妻=満里の担当です。テレビでもインターネットでも美味しそうなお料理のレシピが氾濫していて、もう結構という気もしますが、このコーナーでは、満里が北米生活20年の間に先輩や仲間の駐在員の奥様やアメリカ人の友達に聞いて覚えた「アメリカで暮らす日本人」にお勧めのレシピを紹介します。
「e-レシピ」シリーズも第21回。もうすぐ連載2年になりますが、日本人の口に合う上品な甘みのデザートが手に入らない環境で、お菓子やケーキのレシピを重宝してくださる奥様が多いご様子。今回も、とっておきのデザートをご紹介することとしましょう。今では、わが家流のアレンジになっていますが、元をたどれば、満里が母親から受け継いだバーバラ寺岡さんの古〜いレシピがベースではないかということです。
バナナは、熟して甘みが十分増したもの(少し黒ずんでいてもかまいません)を使いましょう。ココナッツと黒砂糖、レモン、バニラとのアンサンブルが抜群…オーブンから甘〜い香りがあふれ出てきて焼きあがるのを待っていられないほどです。砂糖汁がパイ皿からはみ出してくることがありますから、お掃除が楽になるようオーブンの底には忘れずにアルミホイルを敷いておきましょう。
黒砂糖の原料は、皆さんご存知のようにサトウキビですが、精製の度合い(糖蜜の含有量)によって黒糖とか赤砂糖とか日本でも様々な名前で売られています。今回のレシピで使ったのは、ブラウンシュガーのライトブラウン(Light
Brown)です。ダーク(Dark)を使うと、きっとカチカチに硬いケーキができてしまいますから間違えないでください。
e-レシピ
第21回
「トッピングにココナッツをまぶしたバナナケーキ」
≪材料≫
直径20cmのパイ皿を使用、今回の計量カップ(200mℓ)は日本サイズ
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バター
大さじ4杯
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砂糖
1/2カップ |
卵
2個 |
小麦粉
1カップ |
ベーキングパウダー
小さじ1杯 |
バニラエッセンス
小さじ1/2杯 |
バナナ 3本 |
レモン汁 大さじ2杯 |
黒砂糖 (Brown Sugar)
1/4カップ |
ココナッツ 1/4カップ |
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≪作り方≫
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準備
@
オーブンを360°F(約180℃)に予熱しておく。
A
小麦粉とベーキングパウダーをこし器(網)でふるって混ぜ、ボウルなどにとっておく。
B
あらかじめ、ココナッツと黒砂糖を計量し、レモンを絞っておく。
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準備
C
パイ皿にはバターを塗り、小麦粉をまんべんなくふるっておく。
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D
ボウルにバターを入れて、かき混ぜる。砂糖を少しずつ加えながら、白くなるまで泡立器で泡立てる。
E
卵1個を加えて混ぜる。十分混ざったところで、次の卵を加えて混ぜる。
F
バニラエッセンスを加える。
G
なめらかになったら、あらかじめとっておいた小麦粉とベーキングパウダーを一気に加えて…
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G
(続き)…ゴムベラで混ぜる。
H
あらかじめバターを塗り小麦粉をふるっておいた型の中にケーキ生地の材料を移して、表面を平らにする。
I
バナナ3本を、それぞれ縦に半切りにして
J
切り口を下に向けて並べる。
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K
レモン汁をかける。
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L
黒砂糖(Brown
Sugar)をかける。
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M
ココナッツをトッピングする。
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N
あらかじめ360°F(約180℃)に加熱しておいたオーブンで30〜40分焼く。
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O
まだ少し温かいうちに、ホイップクリームかサワークリームをかけて食べるとサイコー。
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