所要時間は小一時間…甘〜い香りたっぷりで
こんがりメレンゲをのせたレモンクリームパイ
書くのが苦手というので代筆しますが、このコーナーは私の妻=満里の担当です。テレビでもインターネットでも美味しそうなお料理のレシピが氾濫していて、もう結構という気もしますが、このコーナーでは、満里が北米生活20年の間に先輩や仲間の駐在員の奥様やアメリカ人の友達に聞いて覚えた「アメリカで暮らす日本人」にお勧めのレシピを紹介します。
残暑きびしい日本に在住の方には少し早いかもしれませんが、朝晩は涼しくティーブレイクに紅茶がおいしい季節がやってきました。そこで、今回選んだのは、ふんわりメレンゲをのせて表面を軽く焦がしたレモンクリームパイ…これまで「e-レシピ」でご紹介してきたお菓子の中では少し手間がかかる方かもしれませんが、それでも小一時間あれば十分です。
単身赴任のもの作り系駐在員の方にも是非チャレンジしていただきたいと願って、パイ皮、レモンクリーム、メレンゲと、一つ一つの部品の製法を手順通りに詳しくご説明しておきました。パイ皮は、ピルズベリー(Pillsbury)を使っています。
e-レシピ
第27回
「こんがりメレンゲをのせたレモンクリームパイ」
≪材料≫
内径23cmのパイ皿用
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パイ皮材料
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冷凍パイ皮(Pie
Crusts) 1枚
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レモンクリーム材料
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コーンスターチ 大さじ 3杯、砂糖
100g |
塩
小さじ 1/5杯、バター 大さじ
2杯
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牛乳
300cc、卵黄 3個分
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レモン 1個
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メレンゲ材料
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卵白
2個分、砂糖 大さじ 3杯
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≪作り方≫
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(パイ皮製法)
@あらかじめ、冷凍のパイ皮を室温でゆっくり(15分ほど)もどすか、電子レンジでチン(解凍で10〜20秒ほど)してもどしておく。オーブンは、400°F(約200℃)に暖めておく。
Aパイ皮を、ゆっくり指先で押えるようにしてパイ皿に敷き、ふちを指先でつまむようにして波形を作る。パイ皮の表面には、フォークでまんべんなく空気穴を開けておく。
B重しに小豆や大豆などを乗せ、オーブンで7〜8分焼く(重しの豆は取り去る)。
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(レモンクリーム製法)
Cあらかじめ、レモンの皮を小さじ1杯分すりおろし、レモン汁を大さじ1杯半だけしぼっておく。
Dコーンスターチと砂糖と塩をこし器でふるう。
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E卵黄を加え、混ぜる。
Fあらかじめ電子レンジで軽く暖めておいた牛乳を加え、さらによく混ぜる。
G火にかけて、クリーム状に煮えてくるまで混ぜ続ける。
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Hすりおろしたレモンの皮とレモン汁を加え、さらに混ぜながら1〜2分煮る。
I火からおろし、バターを大さじ2杯加え軽く混ぜる。
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Jレモンクリームをパイ皮に入れる。
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(メレンゲ製法)
K卵白を泡立て、砂糖を数回に分けて少しずつ加え、角が立つくらいに固く泡立てる。
Lレモンクリームの上にメレンゲをのせる。
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Mフォークで表面に模様をつける(今回は格子状)。
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(完成段階)
N300〜320°F(約150〜160℃)のオーブンで、上火だけ(英語表記はBroil)を使い、焼け具合を見ながら3分くらい焼く。
(注)絶対に目を離さないこと!
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Oメレンゲの表面にきれいな焦げ目がつけば、出来上がり。
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