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アメリカ生活・e-ニュース

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2010年12月15日(第54号)

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わが家の車がクギを踏んでパンク(フラットタイヤ)…

 「予備タイヤ装着」の一部始終を写真で解説します

 日本に住んでいた頃は、タイヤのパンクなど経験したことがなかったのですが、北米では、公用も含めると今回が4回目…何と5年に1回の割合で経験していることになります。AAA(アメリカ版JAS)を呼んでもよかったのですが、今回は作業を写真に撮って皆さんに一部始終をごらんいただこうと、久しぶりに自分で予備タイヤの装着をしてみました。

 そこで、あらためて思ったのですが、

1.タイヤは重いので、日本人女性の力では扱えないおそれがあります。SUVのタイヤは、さらに格段に重いので、男性でもかなりの力自慢でないと扱えないでしょう。

2.レンチでナットを外すのも、腰を痛めるおそれがある危険な作業です。私は若くはないものの、日頃背筋を鍛えていたのでよかったのですが、思いっきり力を入れなければビクともしませんから、万全の注意を払わなければなりません。

 ただし、手順さえ守れば、作業自身は難しいものではありません。


予備タイヤの装着


Owner's Manual

@ ごらんのようにパンクしてしまいました。まず、車の「オーナーズ・マニュアル(手引き)」を取り出して、タイヤ交換のページを開きます。わが家の車の場合は、目次の「緊急事態(In Case of Emergency)」の項「If you have a flat tire」にありました。


A 工具の格納場所は車によって違います。マニュアルの指示に従って工具を取り出します。

 


B 普通は、車体後部の下に予備タイヤが吊り下げられています。カバーを取ると、予備タイヤを吊っているボルトが見つかるはずです。レンチを使って、逆時計回りでボルトを緩めてください。


C ワイヤが緩んで、予備タイヤが下りてきます。

 

 

 


D 予備タイヤが着地したら、ワイヤのフックを外します。その後、レンチを時計回りに回し、ワイヤを巻き戻して格納するのを忘れないでください


E タイヤ交換作業を始める前に、パンクしたタイヤの対角線上にあるタイヤの外側に、大きな石やレンガの車止めを置くのを忘れないでください。ジャッキで車を持ち上げる際に車が動いてしまうと、たいへん危険です。


F 次は、パンクしたタイヤを外す作業です。まず、レンチの反対側のツメを使って、ホイールカバーを外します。カバーは、アルミホイールなら写真のように中央部にありますが、スティールホイールならタイヤとホイールの境い目まで全体がカバーです。アルミホイールの場合には、カバーのふちに、レンチのツメを差し込む隙間があるはずです


G ジャッキで車体を持ち上げる前に、レンチを使って、タイヤを留めているナットを外します。この時、腰に大きな負担がかかりますから、ぎっくり腰をしないように万全の注意を払ってください。ジャッキで先に車体を持ち上げてしまうと、車体が動いてナットを外すことができません。

 


H 車体の下で、マニュアルに示されている所定の位置に、ジャッキをセットします。タイヤ交換中にジャッキが外れないよう、くぼみなどがあれば、正確に合わせましょう。


I ジャッキハンドルを、ジャッキの穴に引っ掛けてください。


J ジャッキハンドルを時計回りの方向に回すと、徐々に車体が持ち上がっていきます。横にスペアタイヤを立てて、十分な高さまで上がったか確認しましょう。低すぎても高すぎても、タイヤ交換の作業が難しくなります。


K 既にGの作業で緩んでいたナットを取り外します。


L  タイヤを取り外します。


M 予備タイヤを装着します。車体の高さが合っていないと、ナットの穴を合わせるのに苦労します。タイヤは非常に重いので気をつけてください。予備タイヤがはまったら、ナットを元に戻します。


N レンチを時計回りに回して、ナットを奥までしっかり閉めこみます。


O ジャッキハンドルを逆時計回りに回し車体を下ろします。予備タイヤは長く使えませんから、なるべく早く車をディーラーやタイヤ販売店に持ち込み、タイヤを修理したり新タイヤに交換してもらったりする必要があります。車止めを外すのを忘れないでください


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