日本では成人の日も過ぎましたね…
お餅に飽きたら、残りきな粉でスクエア饅頭
書くのが苦手というので代筆しますが、このコーナーは私の妻=満里の担当です。テレビでもインターネットでも美味しそうなお料理のレシピが氾濫していて、もう結構という気もしますが、このコーナーでは、満里が北米生活20年の間に先輩や仲間の駐在員の奥様やアメリカ人の友達に聞いて覚えた「アメリカで暮らす日本人」にお勧めのレシピを紹介します。
すっかりお正月気分も抜け、もう皆様はお仕事や家事、勉学と、お忙しい日常生活に戻っておられることでしょうが、そうはいっても日本人の冬は「オコタで和菓子」…今回は、お正月の残りきな粉を使って作る和菓子のレシピをご紹介することにしました。
10分じっくりこねるのに少し力がいりますが、根気さえあれば難しくはありません。お饅頭は、冷えてからでもおいしく召し上がれます。
e-レシピ
第31回 「お餅に飽きたら、残りきな粉でスクエア饅頭」
===============≪材料≫===============
|
3cm角のお饅頭20個に対して
きな粉
60g
小麦粉 100g
砂糖
100g
卵 1個
*あんこ 100g弱(粒あん・こしあんはお好み)
*ゴマ 少々(黒ゴマ・白ゴマはお好み)
水
大さじ 2〜3杯
|
≪お料理のヒント≫
パーチメントペーパー⇔ワックスペーパー
昔は焼き菓子作りといえばワックスペーパー(Wax
Paper)でしたが、最近は北米でもパーチメントペーパー(Parchment
Paper)を利用する人が増えてきました。パーチメントペーパーは不溶性植物繊維のセルロースを使った密度の高い耐熱紙で、日本のクッキングシート(クッキングペーパー)のように表面にシリコンなどをコーティングしたものも売られています。ワックスペーパーは、焦げた臭いがお菓子についたり、最悪の場合は発火のおそれもあるのが難点です。
|
==============≪作り方≫==============
@
あらかじめ、きな粉、砂糖、小麦粉を計量しておく。
|
|
|
A
卵を割ってほぐし、
B
砂糖を加え、泡立て器でよく混ぜる。
|
C
小麦粉ときな粉を加え、
D
水大さじ1杯を加える。
|
|
|
|
|
E
手で混ぜ、
F
水を、もう1杯加える。
|
G
てのひらの付け根で押さえつけるようにして、しっかり10分ほどこねる。パサパサしているようなら、水を少しずつ加える。
≪饅頭の皮の材料が完成≫
|
|
|
H
饅頭の皮をまな板の上で棒状に伸ばす。
I
あらかじめ包丁で目印をつけ、20等分に切り分ける。
|
J
一つ一つをてのひらの親指の付け根で2〜3mmに押しつぶし、
K
スプーンであんこを乗せる(包み込みが難しいが、あんこは多い方がおいしい)。
|
|
|
|
|
L
あんこを包み込み、
M
バターナイフ等で角型に饅頭の形を整える。
|
N
饅頭にゴマをふり、
O
水で湿した指でゴマを軽く押し付ける。
|
|
|
|
|
P
弱火で5分予熱した厚手のフライパン(もしくは平鍋)にパーチメントペーパーを敷いて饅頭を並べ、
Q
ふたをして5分から8分ほど焼く。火かげんやフライパンの厚さによって焼け具合が違うので注意!!
|
R
様子を見ながら焼き、きれいな焦げ目がついたらひっくり返して、さらに3分から5分焼く。
S
両面にきれいな焦げ目がつき、全体が十分乾いたら出来上がり。
|
|
|
|