クリームチーズの代わりにコンデンスミルクを使って
レモンを添えたレアチーズケーキ風のデザート
書くのが苦手というので代筆しますが、このコーナーは私の妻=満里の担当です。テレビでもインターネットでも美味しそうなお料理のレシピが氾濫していて、もう結構という気もしますが、このコーナーでは、満里が北米生活20年の間に先輩や仲間の駐在員の奥様やアメリカ人の友達に聞いて覚えた「アメリカで暮らす日本人」にお勧めのレシピを紹介します。
私は、長年にわたり「食べる役」を専門に務めてきました。個々のお料理の名前は「作る役」の家内さえ知っていればいいと思っていたのですが、「e-レシピ」シリーズを書いているうちに、家内にも、お料理に対しても敬意を欠いていたのかな?と少し反省している今日この頃です。
そこで、「今度のケーキの名前は?」と家内にたずねると、「レアチーズケーキ風…」と何ともはっきりしない返事。もう一度聞いても、「レアチーズケーキ風…」。それなら今回のタイトルは「レアチーズケーキもどき」にしようかと言ったら、にらみつけられました。確かに、名前が「もどき」では美味しくなさそうです。
チーズケーキは、焼き方で、オーブンの直火で焼き上げる「ベイクト」、湯煎でふっくら蒸しあげる「スフレ」、焼かずに作る「レア」の3つに分類されます。今回の「レアチーズケーキ風…」は「レア」ですが、材料にチーズを使わずコンデンスミルク(練乳)を代用するので「チーズケーキ」+「風…」なのです。
アメリカの市販チーズケーキにはバタ臭いコッテリ気味が多いので、たまにはアッサリ気味の+「風…」をお試しください。パイ皿のほかに使う材料は、生クリームとコンデンスミルクとレモンだけですから、どなたにでも簡単にできます。
e-レシピ
第34回 「レモンを添えたレアチーズケーキ風のデザート」
==============≪材料≫==============
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≪ケーキ≫
直径9インチのグラハムクラッカー・パイ皿
(例えばKeebler社Ready
Crust Graham)
生クリーム
720cc
(Heavy
Whipping Cream)
コンデンスミルク
240cc
(Sweetened
Condensed Milk)
レモン
2個
≪トッピング≫
生クリーム
100cc レモン薄切り 適量
砂糖 大さじ半杯くらい(お好み)
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==============≪作り方≫==============
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レモン2個を洗って汁をしぼる。
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A
レモン果汁にカスや種が混じっていたらこしておく。
B
生クリームを計量し、
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B
(続き)ボウルに入れる。
C
コンデンスミルクを計量し、
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C
(続き)ボウルに入れる。
D
あらかじめ用意したレモン果汁を少しずつ加えながら、木じゃくで手早くかき混ぜる。
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E
パイ皿に流し込む。
F
表面を平らにならす。
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G
冷蔵庫に入れて、1時間ほど冷やす。
H
トッピング用生クリームをボウルに入れて、氷水を入れた外側のボウルで冷やしながら、電動泡立て器で泡立てる。
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I
砂糖を加え、
J
泡立て器を抜くと、生クリームの角(ツノ)が立つようになるまでしっかり泡立てる。
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K
レモンを薄切りにして半分に切る。
L
パイの縁に、間を空けて並べる。
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M
泡立てた生クリームを絞り袋に入れ、
N
デコレーションしたら、出来上がり。
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