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アメリカ生活・e-ニュース

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2011年5月15日(第59号)

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焼き豚が手に入らなくて困っていませんか?

 ラーメンや煮込みに便利に使える常備の煮豚

 書くのが苦手というので代筆しますが、このコーナーは私の妻=満里の担当です。テレビでもインターネットでも美味しそうなお料理のレシピが氾濫していて、もう結構という気もしますが、このコーナーでは、満里が北米生活20年の間に先輩や仲間の駐在員の奥様やアメリカ人の友達に聞いて覚えた「アメリカで暮らす日本人」にお勧めのレシピを紹介します。

 家で食べるラーメンといえども、具の焼き豚がないとちょっとさびしいですね。シナチクは日本食材店で買えますが、焼き豚は意外に手に入りません。私たちの近所でも、一時、中国系のスーパーでおいしい焼き豚を売っていましたが、最近は残念ながら見かけません。

 そこで、煮豚を焼き豚の代わりにしましょう。肉を小口に切り分けることで、味がしっかりした煮豚を短時間で作ることができます。わが家では、ラーメン用に薄く切り分けて冷凍常備しています。

 煮汁も捨てずに使いましょう。水で薄めて「ダシの素」を少々加え、ジャガイモ、ニンジン、タマネギ、サトイモなど、適当に残り野菜を見つくろって煮込めばイージーで美味しい一品が完成。

 薄切り煮豚のままの姿でお弁当のおかずに使うもよし、チャーハンやサラダの具に使うもよし。材料の豚肉も、今回はロース(Pork Loin)を使いましたが、ヒレ(Tenderloin)でも、あっさり味のもも(Ham)から霜降りの肩ロース(Boston Butt)まで、お好み次第でどこでもかまいません。


e-レシピ 第35回 「ラーメンや煮込みに便利に使える常備の煮豚」

===============≪材料≫================

豚肉の塊 500g

ショウガ 1片

刻みニンニク 小さじ 1杯

(わが家ではビン入りのMinced Garlic常備)

しょうゆ 大さじ 5杯

ハチミツ(または砂糖) 小さじ1杯

サラダ油 適量

==============≪作り方≫==============

@ 500gの肉を4等分に切り分ける。

Aショウガをきれいに洗い、皮ごと薄切りにする。


B 大き過ぎず肉がきっちり収まるサイズ(今回は直径17cmの小鍋)の鍋を選んで熱し、手をかざして熱さを感じるようになったら、油を入れる。

C 刻みニンニクを加え、


D 薄切りショウガを加え、

E 香りが出てくるまで、焦がさないように炒める。


F 肉を入れ、ひっくり返しながら、なるべく全体に焦げ目がつくまで炒める。


G 酒を、肉がヒタヒタになるくらいまで注ぐ。

H しょうゆを入れ、


I ハチミツを加える。砂糖の甘みがほしければ、パラパラと振る。

J 沸騰させて、アクを取り、弱火にして30〜40分コトコトと煮る。


K 味がしみ込むよう焦げつかないよう時々肉の向きを変える。

L 串を刺して、スッと刺されば出来上がり。


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