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2011年12月15日(第66号)


アメリカ人のお客様にも喜ばれるガーリック風味

 野菜ダシを馴染ませたロースト・ポークロイン

 書くのが苦手というので代筆しますが、このコーナーは私の妻=満里の担当です。テレビでもインターネットでも美味しそうなお料理のレシピが氾濫していて、もう結構という気もしますが、このコーナーでは、満里が北米生活20年の間に先輩や仲間の駐在員の奥様やアメリカ人の友達に聞いて覚えた「アメリカで暮らす日本人」にお勧めのレシピを紹介します。


 今月は、ホリデイシーズンの作り置きにお勧めのロースト・ポークロイン。カナダ赴任時代に満里がお友達から教わったレシピで、もとは飯田美雪先生のレシピだと聞いた記憶があるそうです。

 豚肉もだいぶ値上がりしていますが、ばら肉(リブ)以外の部位なら、それでも安いですね。うちの近所のスーパーではポンド2ドルは当たり前…1ドル80円換算でもキロ360円ですから、日本の1/3の価格水準。時には1ドル50k以下なんてこともあります。

 ガーリック風味のローストポークは珍しくなくても、野菜ダシを浸み込ませたレシピはないようで、アメリカ人のお客様にも喜ばれます。ニンニク嫌いの皆さんは、塩コショーを多めに振ってニンニク抜きでお召し上がりになってはいかがでしょう。


e-レシピ第42回「野菜ダシを馴染ませたロースト・ポークロイン」

===============≪材料≫================

ローストポーク材料

豚ロース(Pork Loin) 500g以上

ニンニク 1個

タマネギ 1個、ニンジン 1本、キャベツ適量

 その他セロリなど適宜

ソース材料

スープの素、しょう油、ケチャップ、塩、コショー、ウースターソースなど

 

==============≪作り方≫==============

@ オーブンを華氏400度(205℃)に予熱しておく。

A 塩とコショーをたっぷり振り、手でしっかりすり込む。


B ニンニクをばらし、薄皮を取る。

C 包丁の先で、表、裏、横の各所に、ニンニクの数だけ切れ目を入れる。


D 切れ目にニンニクを押し込む(ニンニク好きのわが家は、850gに対して15〜16個)。

E 野菜を刻む。タマネギは半切りにして、5ミリ幅の千切りに刻む。ニンジンは輪切り。キャベツは、ざく切り。


F アルミホイルを敷いた天板に、刻み野菜を半分くらい敷き、肉のベッドにする。

G 肉を載せ、サラダ油を回しかける。


H 手でこすり、肉全体に油をなじませる。

I 残りの刻み野菜で、肉をしっかり覆う。


J あらかじめ華氏400度(205℃)に予熱したオーブンに入れる。

K 30分ほど経ったら、時々オーブン内をのぞき、乾いていれば野菜の上から油を塗り、ひどく焦げそうなら温度を調整。または、アルミホイルをかける。


L 串を刺し、透明な肉汁が出てくるようになったら焼き上がり。

  目処

    600g 45分

    800g 1時間

  1200g 1時間半

【ソース作り】

@ 肉を別皿に取り、野菜に水200tを加える。


A スープの素を加える(固形なら1/2を崩して入れる)。

B しょう油やケチャップ、ウースターソースなどでお好みの味に仕立てる(肉汁から味が出ているので、塩コショーは、時によって不要)。


C 軽くかき混ぜ、弱めの中火で、2〜3分くつくつ煮る。

D こし器でこして、ソースの出来上がり。天板が熱いので、要注意。


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