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2012年8月15日(第74号)


ミシガン北部観光地ご当地のお菓子を作ってみました

 五大湖銘菓マキノー島ファッジ・ピーナッツバター味

 書くのが苦手というので代筆しますが、このコーナーは私の妻=満里の担当です。テレビでもインターネットでも美味しそうなお料理のレシピが氾濫していて、もう結構という気もしますが、このコーナーでは、満里が北米生活20年の間に先輩や仲間の駐在員の奥様やアメリカ人の友達に聞いて覚えた「アメリカで暮らす日本人」にお勧めのレシピを紹介します。


 ミシガン湖とヒューロン湖を分けるマキノー海峡は、事情があって今は州立公園ですが、かつてはイエローストーン公園に次いで全米で二番目に国立公園に指定された由緒ある観光地です。

Mackinac Island Downtown

 今回は、ミシガン州の記事を書いているうちに、名物のお菓子マキノー島ファッジを食べてみたくなって作ってみました。マキノー島ファッジの基本形はチョコレートですが、半年前のバレンタインにチョコレートケーキを作ったのを思い出し、今度はピーナッツバター味と決めました。

 ファッジは、砂糖と牛乳(練乳)やバターを加熱して溶かし、型に入れ固めたら出来上がりの甘〜くサックリした食感のお菓子。温度が決め手ですから、料理用温度計が必要です。砂糖の分量を減らせばキャラメルができます。

 今回のレシピで作ると厚さは半インチ(1.25cm)くらい。甘いもの大好きなアメリカ人は1インチ(2.5cm)角に切って食べるそうですが、日本人的には薄く切って隅からかじるくらいがお勧めです。コーヒーは、断然ブラック。

 やや矛盾するようですが、食べ出すと意外に止まらなくなります。ダイエット中の方や糖尿系の方は、控えめにお召し上がりください。


e-レシピ第49回五大湖銘菓マキノー島ファッジ・ピーナッツバター味」

==============≪材料≫===============

8インチ(20cm)角型1個分

 カップは米サイズ(250mℓ)

砂糖 3カップ、水 1/2カップ、塩 2振り

甘味入り練乳1カップ

(Sweetened Condensed Milk) 

菓子用チョコレートチップ 3オンス

(Dark Chocolate Chip)

ピーナッツバター 大さじ 5杯

バニラエッセンス 小さじ 1杯

クルミ(またはお好きなナッツ) 1/2カップ

==============≪作り方≫==============

@ 角型にパーチメントペーパーを敷く。

A あらかじめ、砂糖、練乳、チョコレートチップ、ピーナッツバター、ナッツを計量しておく。


B ナッツを刻む。

C 厚手の鍋に練乳を入れ、


D 水を加え、

E さらにチョコレートチップを加える。


F 中火にかけてかき混ぜ、

G 砂糖を加え、


H 塩を2振り。中火のまま時々かき混ぜる。

I 15分ほどで少しとろみがつきフツフツしてくるので、焦げつかないよう頻繁にかき混ぜながら、温度計が華氏234度(112℃)を示すまで加熱する。

 


J 華氏234度(112℃)に達したら、すぐに火から下ろす。

K ピーナッツバターを加え、


L バニラエッセンスも加え、

M さらに、刻んであったナッツを加える。

  まだ、混ぜない。


N 再び温度計を入れ、

O 華氏150度(66℃)に温度が下がったら、表面のツヤがなくなるまで混ぜ、

 

 


P 型に流し込む。

Q 固くなるまで冷まして出来上がり。


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