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2014年3月15日(第93号)


イースター(復活祭)のキッズ・パーティのおやつに

 手軽に大量生産できる焼き菓子マドレーヌ

 書くのが苦手というので代筆しますが、このコーナーは私の妻=満里の担当です。テレビでもインターネットでも美味しそうなお料理のレシピが氾濫していて、もう結構という気もしますが、このコーナーでは、満里が北米生活20年の間に先輩や仲間の駐在員の奥様やアメリカ人の友達に聞いて覚えた「アメリカで暮らす日本人」にお勧めのレシピを紹介します。


 今年のイースター(復活祭)は4月20日。春分の日(毎年3月23日頃)の後の最初の満月の次の日曜日ですから、年によっては4月の下旬にずれ込むこともあるのです。少し早目かもしれませんが、イースター(復活祭)で子供たちにパーティを催してあげるときにお勧めということで、手軽に大量生産できる焼き菓子マドレーヌのレシピをご案内しましょう。

シェル型の天板

 もう25年も前になりますが、私がカナダのトロントに赴任していた頃、息子の幼稚園では、お母さん方が毎日持ち回りでおやつを用意して届ける決まりがありました。共稼ぎで忙しく、子供にリンゴやベビーキャロットを持たせるお母さんも多い中、満里はいつも焼き菓子を作って届けていたので、園児も喜び「ごちそうさん」。

 皆さんにも同じような機会があったら、ノロウイルスなど食中毒にはくれぐれも気をつけてください。人数が多いときには、天板タイプのマドレーヌ型が便利かもしれません。


e-レシピ第66回「手軽に大量生産できる焼き菓子マドレーヌ」

==============≪材料≫===============

【直径8p、深さ2pのマドレーヌ型8個分】

小麦粉 80g

ベーキングパウダー 小さじ 1/2杯

バター 60g

卵 2個

砂糖 80g

バニラエッセンス 小さじ 1/2杯

 ==============≪作り方≫==============

オーブンを華氏350度(177℃)に予熱しておく。

@ バター60gを計量し、

A 3つくらいに切り分け、電子レンジで溶かし、冷ます。


B 砂糖80gを計量する。

C 小麦粉80gを計量する。


D ボウルに移した小麦粉に、ベーキングパウダー小さじ1/2杯を加える。

E 別の大きめのボウルに卵2個を割り入れ、


F 電動泡立て器で、3分泡立てる。

G 砂糖を2回に分けてくわえながら、


H 1分少々、泡立てる。

I 小麦粉をこし器に入れて、


J 卵のボウルにふるい入れ、

K ゴムべらで軽く混ぜ、


L バニラエッセンスを加え、卵の泡を消さないよう下から下から切るように混ぜ合わせる。

M 溶かしバターを2度に分けてくわえ、手早く混ぜ合わせる。


N マドレーヌのタネの出来上がり。

O マドレーヌ型にクッキングスプレーを吹きかけ、


P オタマでタネを等分にマドレーヌ型に流し込む。

Q 華氏350度(177℃)に予熱したオーブンで、14〜15分焼く。


R 竹串がスッと通れば焼き上がり。カラカラにならないようよく絞ったぬれ布巾をかけて冷ます。

S 冷めたら、竹串を使って型からマドレーヌを外し、出来上がり。