|
|
|||||||
|
|
|
||||||
|
|
アメリカ生活･e-ニュース |
|
|
管理人だより 3ヶ月ぶりにインディアン戦争の連載記事に戻ってきましたが、これまで全く知らなかった事実も多く、驚きました。一挙に西海岸や山岳地帯の地理と歴史に詳しくなった感があります。 ミシシッピー川以西の歴史を4分割しましたが、それでも一つ一つが一度に読んだら疲れそうな分量ですから、妙な言い方ですが、無理に読まないでください。 読み物として楽しまれるなら、2番目の「平原インディアンとバッファロー」の記事の方が面白いので、お勧めです。 この1ヶ月も全米で様々な事件が起き、皆さんにどのニュースを選んでお伝えしようか何度も何度も考え直しました。 最初に思ったのは、シアトル北北東60マイルのオソで起きた地滑り（動画）のニュース。深さ10m余りの土砂に埋まって36人が亡くなり、未だに7人が行方不明です。
一帯が有名な地滑り地帯で、災害前の現地をグーグルマップで見ても以前の地滑りの跡がくっきり残っています。何でこんな場所に家があったのでしょう？2004年にカウンティで家を買い上げる計画も検討されたことがあったそうですから、これは明らかな人災です。 次に、貧困家庭の高校生を対象にカリフォルニアの州立大学が毎年催している大学の下見会で、ツアーバスが中央分離帯を越えてきたトラックに衝突して炎上、双方の運転手のほか、希望に胸を膨らませていた5人の少年少女と付添の3名が亡くなり30名が負傷した悲しいニュース（動画）です。今年は遅い春ですが、カリフォルニアでは大学の見学会がもう始まったのですね。 銃の乱射事件は後を絶ちませんが、4月2日のテキサス州フォートフッド基地でイラク戦争帰還兵が3人を射殺して自殺した事件（動画）は、同じ基地で精神科の勤務医が13人を射殺した2009年11月の事件（動画）の再現でした。終わりのないテロとの戦いに、米軍兵士の神経も限界に達しています。 4月10日には、ピッツバーグでは高校2年生（16歳）が22人を刺傷する事件（動画）も起きました。 しかし、最終的に選んだのは、13日にカンザス州で白人至上主義結社クー・クラックス･クランの元リーダーが、ユダヤ人コミュニティを襲って3人を射殺した事件です。 今年は、ケネディ大統領の遺志を継いでジョンソン大統領が公民権法に署名して50周年の節目の年で、10日にオバマ大統領が「私が大統領になれたのも公民権法ができたおかげ…」と演説（動画）したばかりでした。 犯人は筋金入りの人種差別主義者ですから、こんなことは滅多に起きないものと祈りますが、昔のアメリカがどれほど混乱していたのか若い皆さんにも語り伝えておきたいと思いました。クー･クラックス･クランのメンバーが白装束で集まり、十字架を燃やす儀式…ご存じでしたか？ カレンダー ★4月20日(日）イースターサンデー（復活祭） ★4月23日(火）秘書の日（Administrative Professionals Day） ★4月29日(火）昭和の日…日本 ★5月3日(土）～5日(火)GW四連休…日本 ★5月3日(土）ケンタッキー・ダービー ★5月11日(日）母の日 ★5月17日(土）プリークネスステークス…競馬三冠第2戦 ★5月19日(月）ビクトリアデー…カナダ ★5月25日(日）インディ500 ★5月26日(月）メモリアルデー 季節の話題 ★殺虫剤・防虫剤 ★施肥(除草･除虫)と種まき ★芝刈り ★芝生の水撒き ★北米の花粉症 ★北米の日焼け止め ★竜巻（トルネード）街道 ★プロム（高校卒業パーティ）と卒業式 季節のe-レシピ ★銘菓「いわゆるダービーパイ」甘さ控えめ ★オーブン30分で素早くできる楽々チェリーパイ ★あら不思議､色が二段に分かれるグレープゼリー ★イースターにわが家で焼く骨付きハム ★市販の生地を使ってお好みのシーフードピザ ★コショウ風味の甘しょう油だれドラムスティック ★中西部生まれのアメリカ菓子レモンバー
白人至上主義結社クー･クラックス･クランとは？4月13日、カンザスシティ郊外のユダヤ人居住区で、73歳の男が銃を乱射し3人を殺害しました。この男は、1979年にノースカロライナ州グリーンズボロで、人種差別映画の上映に抗議するデモ隊に向け発砲し、5人を死亡させた白人至上主義結社「クー・クラックス･クラン･カロライナ騎士団」のグランドドラゴン（リーダー）でした。事件の3日前に、人種差別を撤廃する公民権法の制定50周年を祝う式典があったばかりのタイミングをねらった犯行に違いありません。50+1年前は、アラバマ州バーミングハムで警察が黒人の少年少女を犬や高圧放水を使って排除したり、クー･クラックス･クランが黒人教会で4人の少女を爆死させたりした末に、テキサス州ダラスでケネディ大統領が暗殺された激動の年でした。全文を読む
オレゴントレイルとゴールドラッシュ（19世紀後半）ロッキー山脈に続く高原地帯…グレートプレーンズは、昔は容易に開墾できない乾燥地帯でした。新天地を求める開拓者の幌馬車隊は1840年代から領土になったばかりの緑豊かなオレゴン地方やゴールドラッシュのカリフォルニアを目指し続々と旅立って行きました。ユタは住みやすい地方ではありませんでしたが、全米の至る所で迫害を受けていたモルモン教徒にとっては、救いの地でした。しかし、オレゴン地方でも北カリフォルニアや街道沿いでも、すぐに開拓者と周辺のインディアンとの衝突が始まりました。全文を読む
平原インディアンとバッファロー（19世紀後半）銃は東から、ウマは南から、それぞれ別々に伝播しました…スペイン人はアメリカにウマを伝えましたが、銃はインディアンに売らなかったからです。二つの文化を融合させたスー族は、ウマを駆り銃を自在に操るカッコいい平原インディアンの元祖となり、大草原（プレーリー）北部の現南北ダコタ･ミネソタ州からワイオミングやモンタナ州にかけて大勢力を築きます。インディアンに対抗し、陸軍も騎兵隊を創設します。最初のうちはインディアンが互角以上に戦いましたが、連発銃が配備されてからは騎兵隊の圧倒的優位が確立します。全文を読む
挽き立てコーヒー豆で本格派のコーヒーゼリー
|
差別撤廃の公民権法50周年
⇔ KKKの男がユダヤ人襲撃
インディアン戦争の歴史シリーズ④-1
日本ではインスタント派だった方もレッツトライ!!
スーパーのコーヒー売り場には様々な豆がありますが、ほとんどはバニラなどフレーバー入りの豆で、日本育ちの私たちの口には合いません（娘は学生時代に大学構内で愛飲していました）等々…今回はコーヒーのことを書きたかったのですが、今さらコーヒーの入れ方だけご紹介するのも恥ずかしく、ついでにコーヒーゼリーを作るレシピをご案内させていただきます。挽き立てのコーヒーで作れば、味も香りも日本の喫茶店のものに引けを取りません!!