アメリカ人主婦のレシピを日本人向けにアレンジしました
ドライトマト入りイタリア風味クラッカー・チキン
書くのが苦手というので代筆しますが、このコーナーは私の妻=満里の担当です。テレビでもインターネットでも美味しそうなお料理のレシピが氾濫していて、もう結構という気もしますが、このコーナーでは、満里が北米生活20年の間に先輩や仲間の駐在員の奥様やアメリカ人の友達に聞いて覚えた「アメリカで暮らす日本人」にお勧めのレシピを紹介します。
もとは5~6年前にアメリカ人の主婦が地元新聞に投稿したレシピですが、満里が日本人向けの味に少しアレンジしました。あっさり味の鶏の胸肉に、ドライトマトとリッツクラッカーでイタリア風味のトッピングがマッチします。写真の見ばえがいいように400gを2切れに分けましたが、トッピングのボリュームもたっぷりですから、日本人の食卓には一人100~150gで十分です。
日本で高価なドライトマトも、アメリカでは驚きの安値で野菜売り場の片隅に積まれています。一般に乾燥野菜の栄養価は乾燥前より上がる法則がありますが、ドライトマトに含まれるビタミンCは生トマトの倍以上で、リコピンも4倍。天日干しのおかげでビタミンDも多いそうです。そのままでビールのつまみにしてもよし、お湯で戻してオリーブオイルに漬け置きピラフやスパゲティの具にするのもよろしいでしょう。
今回は便利な調味料Mrs.
Dashをご紹介しましょう。全15種類の無塩調味料で、アメリカ人ならお料理にお好みの味をパラパラふりかけて食べるかも…下のレシピでは「ガーリック・ハープ味」を使いました。
アメリカ生活・e-レシピ第83回
「ドライトマト入りイタリア風味クラッカー・チキン」
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≪ 材料…3~4人分 ≫ =========
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鶏の胸肉(骨皮なし) 400g
リッツクラッカー 12枚
ドライトマト 4~5枚
パルメザンチーズ 1/4カップ *カップサイズは
(250cc)
Mrs.
Dash 大さじ 2/3杯
(Garlic
Herb Seasoning)
マヨネーズ 60cc
牛乳 小さじ
1~2杯程度
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=====================≪作り方≫=====================
〇
オーブンを、華氏350度(170℃)に予熱しておく。
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鶏肉400gを人数分に切り分け、肉たたきで平らにする。
A
パーチメントペーパーを敷いた天板に置く。
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B リッツクラッカーをビニール袋に入れ、肉たたきで軽くたたいて割り、
C
さらに指でつぶして粉々にする。
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D E ボウルに入れる。
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F 1/4カップのパルメザンチーズを加え、
G
ドライトマトを小さめの角切りにし、
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H ボウルに加える。
I
Mrs. Dash大さじ
2/3杯を加え、
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J 小さな器にマヨネーズ60ccを取り、牛乳小さじ1杯を加え、
K
よくかき混ぜて、
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L ボウルに加える。
M
全体をよくかき混ぜる。
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N
あまりしっとりしていなければ、牛乳を小さじ1杯程度加えてなじませる。
O
鶏肉の上にトッピングする。
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P
華氏350度(170℃)に予熱したオーブンで約20分焼く…焼きすぎは禁物。
Q
表面に焦げ目をつけたければ、Broilモードで見張りながら1分焼いて出来上がり。
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