管理人だより 先月は妻の満里の母が危篤に陥り二人で緊急帰国したため、休刊させていただきました。何とか死に目には間に合ったものの、私たちはこの4年間に両親を一気に亡くし少し物思いにふけっているところです。
そこで、季節外れになってしまったかもしれませんが、今月号ではe-レシピの番外編で先月に掲載を予定していたバーベキューの楽しみ方を掲載します。
また、今年2月の116号で全米各地の消費税についてご案内しましたが、今月号では各州のガソリン税やタバコ税と酒税について、最新の状況をご案内します。
カレンダー ★9月30日(金)〜10月2日(日)ゴルフ米欧対抗戦ライダーカップ
★10月10日(月)コロンバスデー
★10月10日(月)体育の日…日本
★10月10日(月)カナダ感謝祭
★10月17日(月)上司の日(Boss’s
Day=秘書の日のお返し) ★10月31日(月)ハロウィーン
季節の話題 ★北米の花粉症
★北米のリンゴ
★シカの衝突事故に注意
★ハロウィーン ★北米の冬の心得
★高木の枝の剪定
季節のe-レシピ ★こんがりメレンゲを載せたレモンパイ
★鶏もも肉のオレンジ果汁煮
★市販生地でお手軽にアンパン
★オープンフェイス・アップルパイ
★パンプキン・プディング
★燻製風味のベーコン巻き白身魚ソテー
★豚肉のスイスステーキ煮
ショッピングガイド…ガソリン税・タバコ税・酒税
ニューヨーク州ではタバコ1箱に$4.35課税
近年、全米各地で警官が丸腰の黒人を殺してしまう事件が相次いで報道されていますが、ニューヨークでも2014年7月に、黒人が背後から警官に首を絞められ、殺される事件が起きました。他州で買ったカートン入りのタバコを、違法(タバコ税の脱税)にバラ売りしていた前科により警官に疑われたのが発端です。ニューヨーク州では、タバコ1箱に付き$4.35の物品税が徴収されていますが、私たちが住むケンタッキーではマルボロ1箱が買えるような金額です。…ところが、そのケンタッキーが、いつの間にか750㎖につき$3.18と全米一高いワイン税をかけるようになっていました。ニューヨークやカリフォルニアでは$0.20~0.30ですからバカ高です。ワインは飲まずに、地元名産のバーボンウイスキーを飲むよう奨励しているのでしょうか?全文を読む
バーベキューの基礎知識…ステーキは直火焼き=Broil
スペアリブはフタを閉じ窯焼き=Bake/Roast
アメリカのバーベキューの基本は窯焼きです。バーベキューグリルのフタを閉め、炎が収まった炭火(熾き火)でじっくり時間をかけて焼くと、肉汁をたっぷり内に閉じ込めた柔らか〜い肉に焼き上がります。チャコール(木炭)の薫りも、炭火バーベキューならではの風味。…木炭はグリル中央にピラミッド状に重ねて着火、10~20分でしっかり火が回ってからグリルの底にばらけます。リゾート気分を演出するトロピカルドリンクには、ちょっと面倒でもかき氷(Shaved
Ice)が欠かせません。単純なミキサーで作るなら、冷蔵庫の氷に少し水を加えて砕氷した方が楽にできます。全文を読む
プロパンガス・グリル…冬は点火時の爆発事故に注意!!
ヒッコリーやサクラのウッドチップで薫(かお)り付け
最初に安全上の注意。冬はプロパンガスがグリルの中に滞留しがちです。そこで、風のいたずらでグリルの火が消え、再点火しようとした時に事故が起きます。滞留ガスに引火して、爆発するのです。ガスグリルは炭火グリルのように木炭の薫りを付けられませんが、代わりにウッドチップ(木くず)を使ってお好みの薫り付けをすることができます。ヒッコリーはハムやベーコンの燻製材としても最も知られた木で、メスキートとピーカンも同系統。リンゴやサクラの木の薫りがマイルドという点には異論もあるようですが、甘さが勝るのは間違いなさそうです。全文を読む
全米各地のバーベキューの味の違いを調べました
鶏肉にはパプリカ・チミチュリソース・タンドーリ
スーパーでバーベキュー用に味付け済みの肉が売られていますが、セントルイス流の味付けと書かれていても、食べるまで味が分からないようでは困りますね。各地のバーベキューの微妙な味の違いを言葉で表現するのも無理です。そこで、各地のバーベキューソースの材料を邦訳して表にしましたから、レシピを見て味をご想像ください。鶏は皮があって調味料が浸みこみにくく、バーベキューソース向きではありません。スーパーの味付けは、たいていコショーと塩で下味をつけ、さらにパプリカパウダーをたっぷりかけたものですが、わが家ではほかにチミチュリソースやタンドーリ風の味付けをすることがあります。全文を読む
|