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201712月15日 (第136号)

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アメリカ生活

e-レシピ

 生ならフジ、焼いてもフジ?品種は皆さんのお好みで

 ホリデーシーズンの手軽なデザート"焼きりんご"

 書くのが苦手というので代筆しますが、このコーナーは私の妻=満里の担当です。テレビでもインターネットでも美味しそうなお料理のレシピが氾濫していて、もう結構という気もしますが、このコーナーでは、満里が北米生活20年の間に先輩や仲間の駐在員の奥様やアメリカ人の友達に聞いて覚えた「アメリカで暮らす日本人」にお勧めのレシピを紹介します。


 少し古典的なイメージですが、日本の冬でおこた(こたつ)にミカンを連想するなら、北米の寒い地方の冬では暖炉に焼きりんごでしょう。今回は、前回の燻製ターキーの美味しい召し上がり方に引続き、手料理というには大げさでも、是非知っておきたい冬の手軽なご馳走のレシピをご紹介します。満里にとっては、子供の頃に母親にたびたび作ってもらった愛情こもるおやつでした…アイスクリームを添えて召し上がれば、いっそう北米流です。

 私たちが今回使ったリンゴはフジですが、お味はリンゴの品種によって大きく変わります。お好み次第ですが、アップルパイによく使われる青リンゴのグラニースミスだと、あるいは酸っぱすぎるかもしれません。


アメリカ生活・e-レシピ第92回 「ホリデーシーズンの手軽なデザート"焼きりんご"


材料  

 リンゴ1個当たり

 バター 小さじ2杯

 砂糖 小さじ2杯

 シナモン お好みで適量

 


オーブンを400℉(204℃)に予熱しておく

@ リンゴのヘタの方から、穴を掘るように芯をくり抜く(特別な道具は不要…今回は細めのバターナイフを使用)。


A 底を残して、タネまできれいに取り除く。


B (リンゴ1個に対し)バター小さじ1杯を、くり抜いた穴に入れ、


C 砂糖小さじ1杯を加え、


D シナモンを、お好みに応じて適量ふって加える。

E B~Dを繰り返す。


F リンゴを深めの耐熱容器に入れ、400℉(204℃)に予熱しておいたオーブンで約25分焼けば、出来上がり(20分くらい経ったところで焼け具合をチェック)。


G 適当な耐熱容器がなければ、アルミホイールで仮の器を作ってもOK。熱いので気をつけて皿に盛り、あふれた汁をリンゴにかけて、召し上がれ!