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アメリカ生活・e-ニュース

       アメリカ生活をゆたかにする無料情報紙

2011年7月15日(第61号)

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パットラインを読むときに膝や腰を痛めたことはありませんか?

 アマチュアゴルファーにも大切な筋トレとストレッチ

普通のスクワット

膝に優しいスクワット

 先日、家内の満里がグリーン上でゴルフボールを拾おうとかがんだ瞬間、右膝に痛みが走り、数秒の間ですが、動けなくなってしまいました。痛みは徐々に薄らいで何とかゴルフは続けられたのですが、後日、カイロプラクティックの先生に診てもらったら、膝関節が少しよじれてしまっていたようで、コキッと直してもらいました。

 そういえば満里は最近スクワットで、足腰を鍛えていました。先生によれば、普通のスクワットは、腰を落としたときに膝関節に負担がかかるので勧められないのだそうです。膝に優しいスクワットは、右の写真の通り。膝が身体の前に突き出さないように、小さなボールをはさんで壁に寄りかかって屈伸してください。

 ゴルフは、下手で無理なスイングをする人の場合はもちろんですが、上手でスイングスピードが早い人の関節には凡人以上の強い荷重がかかりますから、膝を痛める確率がそれだけ高くなります。怪我の予防のためにも日頃から膝関節の周りの筋肉の鍛錬が重要ですが、逆効果にならないよう筋トレのやり方にご注意ください。


 カイロプラクティックは、アメリカ生まれの医療です。膝関節の微調整は、私たち夫婦が特別親しくしているリンチ先生の余技で、カイロプラクティックの真価は、中枢神経が通っている脊髄=背骨のゆがみの矯正です。

サラブレッドのカイロプラクティック

 ヘルニアと診断されるほどひどくなくても、背骨がゆがむと神経が圧迫され、その神経の守備範囲の身体機能が落ちてしまいます。抑圧された神経を解放してあげて、人間本来の身体機能を回復させるのがカイロプラクティックの目的で、腰痛や首の痛みの治療ばかりでなく、一般医療では「異常ありません」で済んでしまう内臓系の不調などが、カイロプラクティックにより症状が軽減されることもあります。

 以上は余談ですが、英語の不得意な方には満里がボランティアでリンチ先生の通訳のお手伝いをしていますので、ケンタッキー州レキシントン周辺の方はご相談ください(859-223-6449 山田)。


 リンチ先生は大のゴルフ好きですから、ついでに、ゴルファーにいいストレッチを教えてもらいました。ゴルフでは特に下半身のストレッチが大事ですが、「アラフィフ」以降の方は必ず肩のストレッチに時間を割いてください。私自身が経験者ですが、五十肩になると強烈な痛みで腕を上げられなくなってしまいます。

@ 膝のストレッチ A 膝のストレッチ B 膝のストレッチ

 太ももの膝の付け根を両腕で抱えて持ち上げ、膝裏に張りを感じるまでゆっくり伸ばす。左右10秒ずつ3〜5回。

 足を伸ばし背筋を伸ばしたまま、上半身をかがめる。左右の足に対して10秒ずつ3〜5回。

 15〜30cm高の台に、足先を立て足を伸ばして乗せ背筋を伸ばしたまま上半身をかがめる。左右10秒ずつ3〜5回。
C お尻のストレッチ D 股関節のストレッチ E 股関節のストレッチ

 ベッドやテーブルの縁に横たわり両膝を抱える。片足を中に浮かせて10秒伸ばす。左右それぞれ3〜5回。

 膝を立て足の裏を付けて仰向けに寝る。一方の足のくるぶしを反対の足の膝に乗せ、膝下を抱えて胸に引き寄せて10秒。ゆっくり元の位置に戻して、左右3〜5回。

 座った姿勢で、片足の膝を立て反対の足に交差させる。背筋を伸ばしたまま、反対の手のひじで立てた足の膝を押す。左右10秒ずつ3〜5回。

F ふくらはぎのストレッチ G 大腿筋のストレッチ H 大腿筋のストレッチ

 足裏を床につけたまま左右の足を前後に開いて、上半身をかがめ前の壁に手を付いて立つ。ふくらはぎに張りを感じるまで前の足を曲げる。左右10秒ずつ3〜5回。

 壁に片手を置き横向きに壁から60〜90cm離れて立ち、足を交差させて反対の手で腰を押しながら壁にもたれかかる。左右10秒ずつ3〜5回。

 ベッドやテーブルの縁にまっすぐ横たわり両手でバランスを取りながら、膝を伸ばし片足を直角に外に張り出す。左右30秒ずつ3〜5回。

I 大腿筋のストレッチ J 肩のストレッチ K 肩のストレッチ

 片足で立ち背筋は垂直に伸ばし、反対の足のかかとが尻に付くよう筋肉の張りを感じるまで優しく持ち上げる。左右10秒ずつ3〜5回。

 頭の後ろで、片腕のひじを反対の手で押し下げる。背中で、両手をつないでもいい。左右10秒ずつ3〜5回。

 腕を、あごの下で胸の前に回し、反対の手をひじに添えて張りを感じるまで肩を回す。左右10秒ずつ3〜5回。

L 肩のストレッチ M 脇腹のストレッチ N 手首のストレッチ

 肩の高さで部屋の出入り口の柱をつかみ、背筋を伸ばした姿勢で前に倒れ込む。10秒3〜5回。

 足を前に組んで両手を拡げ、背筋を伸ばしたまま、張りを感じるところまで上半身をひねる。左右10秒ずつ3〜5回。

 イスに座りひじを膝につき手のひらを上にして反対の手で指先を反らす。左右10秒ずつ3〜5回。


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