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アメリカ生活・e-ニュース

       アメリカ生活をゆたかにする無料情報紙

2011年7月15日(第61号)

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米国海洋大気局のお天気情報を見やすくしました

 警報を常にチェックして身を守ってください

 5月15日発行の前々号では、4月に続いて起きた竜巻の大発生ミシシッピー川の大洪水について記事を書き、皆さんにも気をつけていただくようお願いしましたが、その1週間後の5月22日には、ミズーリ州ジョップリンを最大級の竜巻が襲い158人が亡くなりました。

ジョップリンを慰問するオバマ大統領

 洪水も、ミシシッピー川下流では治まったものの、南北ダコタ州を中心にミズーリ川上流の洪水がいつまでも長引いています。

 昨冬、フリージングレインが南部を襲ったときには、3日前から予報が出ていたので、南部の読者の皆さんに号外で事前にお知らせすることができたのですが、竜巻の場合は警報が出てから襲来まで時間がなく、号外でお知らせすることができません。テレビやインターネットで天気予報を頻繁に見て、逃げ遅れることがないよう十分注意してください。

 私も、「アメリカ生活・e-百科」のデザインを変えて、トップページの右下の米国海洋大気局の警報地図が常に皆さんの目に触れるよう工夫しました。ほかにアメリカの天気予報を見る機会の少ない方は、1日1回必ずチェックするよう心がけてください。

 下は、トップページの抜粋コピーですが、クリック前の状態で各地の現在の警報を示す地図が表示されています。詳しい地域情報をごらんになりたい方は、地図上で気になる場所をクリックしてください。各地気象台のページが現れます。

 2ページ目は「きょうの予想天気図」と、それぞれ12、24、36、48時間後の予想天気図です。カーソルを動かすと、次々に現れます。

 3ページ目は長期予報。3ヶ月毎の気温と降水量の予測ですが、昨年の冬は大きく外れましたので、私自身、今のところ頼りにはしていません。

 4ページ目は干ばつと洪水の地図。干ばつが厳しくなる前に、朝夕の水遣りを始めないと、庭の芝が駄目になってしまいます。

アメ リカ生活・e-天気 (米国海洋大気局)

サンプル

 通算20年北米に住んでいても、大陸の気象の激しさには未だに驚かされます。最近も、7月の5日に、アリゾナ州フェニックスが大きな砂嵐に襲われました。下の動画には、砂の巨大な雲がじわじわと迫ってくる間は正に「嵐の前の静けさ」ですが、砂嵐に入った途端、風が吹き荒れ重い木の枝が飛ばされる様子が写っています。風速40マイル/時(18m/秒)と伝えられていますが、実際はそれ以上だったかもしれません。

 砂嵐は冬にも起きます。同じくフェニックスの南部近郊カサグランデ付近では、2009年12月22日に起きた砂嵐で30〜40台の車が衝突し、3人が死亡しました。


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