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2012年9月15日(第75号)


初秋は庭の大樹の手入れをするベストチャンス

 長尺の剪定器で、高所の太い枝も切り落とせます

Gutter Cover

 庭の木はどんどん大きくなります。放置しておくと、枝が道路や隣家の庭に伸びてご近所に迷惑をかけたり、自宅の屋根に覆いかぶさってきます。アメリカでは太い木が折れるような強風が吹くことがありますから、家に被害が及ばないよう日頃から手入れしておく必要があります。

 枝を切るのは1年を通じていつでもいいのですが、木々が元気に成長している真夏には全体の形を整えにくいことと、秋の落ち葉かきを少しでも楽にしようと考えると、初秋がベストチャンスです。

=== ≪雨どいカバー≫ ===

 話は少しそれますが、雨どい枯葉や腐葉土が堆積して雨がダダ漏れ状態になることがあります。雨どいは、時々業者を呼び、水を流して掃除をしてもらいましょう。軒下の草木が痛んだり、地下室に水が流れ込んだりする原因にもなります。

 わが家の場合は、写真のような雨どいカバーをかぶせてから、いちいち掃除を頼む必要がなくなりました。といっても、家の屋根に覆いかぶさる木の枝を放置しておけば、いずれは詰まってしまうに違いありません。

=== ≪大樹の剪定≫ ===

 わが家では、前庭の白樺の伸びが特に早く、二年前に、幹を、二階の屋根の高さで業者にバッサリ切ってもらいました。幹を切るのは見ていても容易ではありませんでしたが、枝だけなら太くても自分で切れそうな気がしたので、今年は長尺の剪定器を買ってきました。下の動画で、剪定作業の様子をごらんください。

 剪定器は、英語でツリー・プルーナー(Tree Pruner)といいます。私が買ってきたのは、12フィート(3.7m)の長尺で初めてだったので約80ドルの高級品を選びました。カッターをロープで操作するタイプなら、安上がりです。

 動画にもあるように、カッターは手元のハンドルを引くと、バネの力が働いて太い枝でも軽く切れます。もっと太くてカッターで挟めない枝は、先端にノコギリの刃をセットして切り落とします。刃は鋭いので、よくよく気をつけてください。使用後は、軽い洗剤で刃先をぬぐっておくと長持ちします。それでも、刃先がなまってしまったら、ホームセンターで研いでもらいましょう。

 長ければ長いだけ重たくなるので、伸ばした状態で操作するのは、女性には無理かもしれません。アメリカ暮らしは快適ですが、何事につけ筋力が試されるケースが多いので、日頃からスポーツやエクササイズで体力を養っておかれるようお勧めします。