タイガー・ウッズは椎間板ヘルニアの手術でリハビリ中
シーズン開幕…ゴルフ関連動画とトピックス
春が来て、カナダやアメリカ北部でも、間もなくゴルフ・シーズンの開幕ですね。そこで、今回は復活が待ち遠しいタイガー・ウッズの近況と、PGA米ゴルフツアーについて楽しい動画をお届けします。
タイガーの目の前でホールインワン
タイガー・ウッズは、昨年8月のウインダム選手権を最後に公式戦を休んでいます。9月、10月と立て続けに2度の椎間板ヘルニアの手術をしました。脊椎の手術だけでも、2014年から数え通算3回。振り返れば2008年4月に膝の手術をして、わずか2ヶ月後の全米オープンに出場し奇跡の優勝を果たしたのが、そもそも無理だったのでしょう。膝を悪化させて再手術、その後も足やひじや手首の損傷を繰り返し今や満身創痍です。
2008年の全米オープンは通算14勝目のメジャー優勝でした。まだ33歳で、ジャック・二クラウスの18勝を抜くのは時間の問題とみられていましたが、私生活では2009年に発覚した愛人問題で離婚。昨年は3年間お付き合いしたオリンピックスキーヤーの恋人とも別れ、心身ともにボロボロで12月に40歳を迎えました。サム・スニードが持つ最多PGA優勝82回まで残り3勝ですが、一昨年暮れから寄せのイップスに苦しむようになったタイガーは、果たして再起してくれるのでしょうか。
今年のマスターズは4月7日~10日ですが、タイガーは出場しないでしょう。本人の公式サイトによれば手術後の快復は順調ですが、復帰のスケジュールには全くコメントしていません。
でも、久々に明るいニュースが報じられています。昨年11月、テキサス州ヒューストン近郊にタイガーが初めて設計したゴルフ場付きのリゾートがオープンしたのはご存知でしたか?ここに10ホールの子供向けゴルフコースが完成し、3月7日の開場式に招かれた11歳の少年が一番ホールでホールインワンを記録したのです。これからもタイガーの身辺には、奇跡的な出来事が尽きないでしょう。
2015年度PGA米ツアー飛ばし屋トップ5
2015年平均飛距離 |
1997年平均飛距離
(2015年) |
1 |
Dustin Johnson |
317.7 |
1 |
John Daly |
302.0
(300.3) |
2 |
Bubba Watson |
315.2 |
2 |
Tiger Woods |
294.8
(300.2) |
3 |
Jason Day |
313.7 |
3 |
Bill Glasson |
287.5
( ー ) |
4 |
Adam Scott |
311.6 |
4 |
Davis Love
III |
285.8
(296.3) |
5 |
J.B. Holmes |
309.9 |
5 |
Phil Mickelson |
284.1
(292.4) |
昨年のPGAツアーで最長ドライビングショットを記録した5名(左表)のティーショットをごらんください。
1997年はPGAのほぼ全選手がメタル・ドライバーに切り替えた最初の年でしたが、その中でデイビス・ラブがパーシモン(柿の木)のドライバーで4位に入っていたのは驚きです。
近年はティーショットにドライバー以外のクラブを多用する選手も増え、下位だから長いショットが打てないというわけではなさそうです。ちなみに、松山英樹は57位で294.5ヤード、石川遼は80位で291.0ヤード、ジョーダン・スピースは78位で291.8ヤード、ローリー・マキロイはPGA順位の対象外ですが304.4ヤードでした。
2015年度PGA米ツアー・ヘボショット集
プロにも猿が木から落ちるような失敗をすることがあります。まずは、昨年度のヘボショット集をごらんください。
しかし、ミスショットをチャンスに変えてしまうのがプロ…PGAツアー・ベスト10リカバリーショット、フィル・ミケルソンのベスト10危機脱出ショット、ジム・フューリックの崖っぷちショット、マット・クーチャーのイチかバチかショットなどもお楽しみください。お暇があれば、PGAツアー・動物との遭遇もどうぞ。
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