管理人だより このところ医薬の安全についてコメントすることが多かったのですが、アメリカでは食の安全についても、少し怪しいうわさ話も含め気がかりなニュースを聞くことがあります。
一時はトランス脂肪酸が消費者団体のやり玉に挙がり、それを契機に様々な規制が導入されましたが、常に消費者団体の主張に理があるとは限りません。
そこで、今月号の最初の記事では、日本の有機JASマークに対応するオーガニック・マークなど、アメリカの食品表示のマークについてご案内します。二番目の記事では、他国に比べて安全基準が低いと指摘されているうわさ話の真偽について、検証してみました。数が多いので、一部は次の機会に持ち越します。
3番目の記事は、ロボット掃除機の性能比較。小型アイロンの最新情報も、併せてご紹介します。e-レシピは、ロシア・東欧料理の中で際立って有名なスープの"ボルシチ"です。北米では、必須食材のビーツ(火焔菜)が簡単に手に入りますから、ぜひ作ってみてください。日本人好みの味だと思います。
各国のオーガニック・マーク
カレンダー
★12月25日(日)クリスマス
★12月26日(月)ボクシングデー(Xマスプレゼントの箱を開ける祝日)…カナダ
★1月1日(土)元日・ローズボウル
★1月9日(月)大学フットボール選手権
★1月9日(月)成人の日…日本
★1月16日(月)キング牧師の日
季節の話題
★乾燥肌と保湿法
★冬季うつ病対策
★雪かきと融雪剤
★加湿器選び
★冬のガレージドア事故
★すきま風対策で暖房効果アップ
★オーランド(フロリダ)・e-ガイド
★マイアミ(フロリダ)・e-ガイド
季節のe-レシピ
★年末年始のご馳走
★年末年始のケーキとデザート
★お正月の和菓子ほか
知っていますか?…名前は似ていても、
有機食品(オーガニック)と自然食品(ナチュラル)は大違い
有機食品(オーガニック)と自然食品(オールナチュラル)には大きな違いがあります。有機食品は、●合成殺虫剤不使用●合成肥料不使用●放射線照射殺菌不使用●合成肥育ホルモン不使用●抗生物質不使用●遺伝子組替え有機体不使用で、家畜は自生の牧草を食べることができる衛生的な環境で育てられることが条件です。自然食品は、●着色料無添加●人工フレーバー無添加●防腐剤などその他化学合成剤無添加であれば十分。有機食品と違い、作物の栽培に化学肥料や農薬が使われようと、家畜の飼料に肥育ホルモンや抗生物質が使われようと、殺菌に放射線照射が行われようと問題になりません。例えば牛肉の場合は、どんなウシから切り取った肉であれ、生肉ならば無条件に「ナチュラル」です。全文を読む
国際比較で甘いアメリカの食の安全基準
他国で禁止済みの食品10種の危険度を検証!!
近年の有機食品ブームの陰には、アメリカの食の安全基準が他国に比べて甘いことも、一つの原因としてあるかもしれません。「他国で禁止済みの10食品」というタイトルの動画がありますが、動画で採り上げられた食品10種を順番に一つ一つ検証し、危険度を4区分で判定してみました。区分:
○
あまり気にすることはない/ △
気になるならラベル確認/
✖
気になるなら有機食品/
済 解決済み…中でも一番の難関は、飼料に肥肉ホルモンや抗生物質など薬剤を与えていない家畜の肉や養殖魚を買うことかもしれません。常にオーガニック・マークがついた高い肉を選び、魚介類は天然魚に限る以外に手段はないでしょう。全文を読む
(家電トピックス)
小型アイロンは「シャーク」がお勧め
ロボット掃除機の性能テスト…ルンバvs.ダイソン
ロボット掃除機は、部屋が細かく仕切られ床や畳に障害物も多い日本の家では活躍しきれませんが、アメリカでは使わないと損な時代になってきています。特に寝室では、ベッドの下に潜り込んで掃除してくれるので助かります。ルンバはロボット掃除機の老舗だけあって、どの商品評価サイトを見ても総じて高評価がを得ています。むしろ2015年末に売り出された最新機種の980と2012年に売り出された旧シリーズの650など、ルンバ同士の比較で価格的にどのモデルがお得かとの議論になっているほどです。ちなみに980の定価は約$900、650の市場価格は$350前後で、掃除する部屋数が1~2室なら650で十分という意見が多数ありました。また、絨毯のないフローリングの部屋を掃除するだけなら、エコバック社のディーボットスリムが市場価格$200前後と安く、超薄型で家具の下の狭い隙間にも潜れるのでよさそうです。全文を読む
北米では必須食材のビーツ(火焔菜)が簡単に手に入ります
冬本番…ロシア・東欧のスープの逸品"ボルシチ"
連日、日本で安倍・プーチン首脳会談関連のニュースが報道されていたせいか急にロシア・東欧料理の代表格のスープ「ボルシチ」が食べたくなりました。ボルシチに欠かせないのが、野菜のビーツ(Beet)です。色が深紅で外見がカブそっくり。通称で「赤カブ」と呼ぶ人もいますが、日本語の正式名は火焔菜です。砂糖原料のテンサイ(Sugar
Beet)の仲間だけあって、ほのかな甘みがあります。材料が多く一見は面倒そうですが、肉と野菜をグツグツ煮るだけの結構簡単なお料理です。全文を読む
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