ブルーベリー一口パイ（アメリカ生活・e-ニュース第146号）

冷凍パフペイストリー･シートを使い、手軽で失敗知らず

　ふっくらサクサクのブルーベリー一口パイ・レモン糖衣がけ

　書くのが苦手というので代筆しますが、このコーナーは私の妻=満里の担当です。テレビでもインターネットでも美味しそうなお料理のレシピが氾濫していて、もう結構という気もしますが、このコーナーでは、満里が北米生活20年の間に先輩や仲間の駐在員の奥様やアメリカ人の友達に聞いて覚えた「アメリカで暮らす日本人」にお勧めのレシピを紹介します。

　3月に入ってからも北米の広範囲な地域が寒波に見舞われ今年も厳しい冬でしたが、時計もサマータイムに切り替わって、新しい春を迎えました…もうすぐベリーの美味しい季節がやって来ます。

　昨年5月のブルーベリーケーキ、11月のナツメグ･クッキーと、このところクローガーのフリーマガジンに投稿された米人主婦のレシピをご紹介していますが、今回は市販の冷凍パフペイストリー･シートを使って手軽にできるブルーベリー一口パイの写真が美味しそうだったので、作ってみました。クロワッサンのようにふっくらサクサクした食感のパイ皮でブルーベリーを包み込み、トッピングに軽くレモンアイシング(糖衣)をあしらった焼き菓子です。

　ブルーベリーを包むパイ生地には「ペパリッジファームのパフペイストリー･シート2枚入り」…定番の市販製品を使うので、手軽で失敗知らずです。ちょっと見つけにくいかもしれませんが、スーパーの冷凍食品売り場の隅に、他の冷凍パイ生地と一緒に並んでいるので探してみてください。

　ブルーベリーは、砂糖で覆って加熱濃縮すると半ばジャム化して、ちょうどいい具合の甘さになります。レシピを投稿した主婦は、ブルーベリー好きの奥様とレモン好きのご主人のウィンウィン(自分も勝って相手も勝つ)のデザートと自慢していましたが、確かに甘さと酸っぱさのバランスが取れた一口パイ…大きさも午後のティータイムにピッタリです。

アメリカ生活･e-レシピ第98回「ふっくらさくさくのブルーバリー一口パイ･レモン糖衣がけ」