手荷物検査〜入国審査・税関
★日本
⇒ アメリカ ★アメリカ
⇒ 日本
楽しい空の旅も、国内旅行は比較的単純ですが、出入国手続きが絡むと話はややこしくなります。あまり面白くない分野の話題ですが、空港のお役所仕事の目的や手順が頭に入っていると、困ったときにも落ち着いて対応ができます。
2001年の同時多発テロ事件以降、手続きが厳格になりました。普通の国では、入国審査を行うのは国籍を管理する法務省、税関は関税を徴収をする役所ですから財務省の管轄ですが、アメリカでは、入国審査も税関も、2003年に、新設の国土安全保障省の傘下に入りました。
○印は旅行者が(航空会社に預ける)手荷物を携えて移動するところ、↓印は手ぶら(機内持ち込み手荷物だけ)で移動するところです。乗継便には、国内線搭乗時に国際線の手続きも一度に済ませる場合と、そうでない場合があるので、乗り継ぎがない直行便の場合を含め3ケースに分類しました。
日本
⇒ アメリカ
|
関門 |
お役所 |
直
行
便
|
乗
継
A
|
乗
継
B
|
主な用件
(乗継Aは国内線搭乗時に国際線の
手続きもする場合、Bはしない場合)
|
日
本 |
国内線 |
搭乗受付 |
航空会社 |
|
○
|
○
|
書類確認/手荷物検査(預け) |
セキュリティチェック |
空港 |
|
↓ |
↓ |
危険物の有無を確認 |
搭乗 |
航空会社 |
|
↓ |
↓ |
搭乗券を確認 |
国際線
空
港 |
手荷物受取 |
空港 |
|
|
○ |
搭乗手続きに備え荷物を引き取る |
搭乗受付 |
航空会社 |
○
|
|
○
|
書類確認/手荷物検査(預け) |
セキュリティチェック |
空港 |
↓
|
|
↓
|
危険物の有無を確認 |
出国審査 |
法務省 |
↓
|
↓
|
↓
|
パスポートに出国印 |
搭乗 |
航空会社 |
↓
|
↓
|
↓
|
搭乗券を確認 |
ア
メ
リ
カ |
国際線
空
港 |
入国審査 |
国土安保省 |
↓
|
↓
|
↓
|
身元確認/*指紋読取…I-94を発行 |
手荷物受取 |
航空会社 |
○
|
○
|
○
|
税関検査に備え荷物を引き取る |
税関検査 |
国土安保省 |
○
|
○
|
○
|
税関申告書を提出 |
手荷物預け |
航空会社 |
|
○ |
○ |
荷物を再び預ける |
セキュリティチェック |
空港 |
|
↓ |
↓ |
ターミナルが変わる場合 |
搭乗 |
航空会社 |
|
↓ |
↓ |
搭乗券を確認 |
国内線 |
|
○ |
○ |
手荷物受取 |
入国審査カウンターでは、アメリカに入国する都度、指紋スキャンと顔写真の撮影が行われ、米政府のデータベースに登録された情報と照合されます。
アメリカ
⇒ 日本
|
関門 |
お役所 |
直
行
便
|
乗
継
A
|
乗
継
B
|
主な用件
(乗継Aは国内線搭乗時に国際線の
手続きもする場合、Bはしない場合)
|
ア
メ
リ
カ |
国内線 |
搭乗受付 |
航空会社 |
|
○
|
○
|
書類確認/手荷物預け/(A)I-94回収 |
セキュリティチェック |
空港 |
|
↓ |
↓ |
危険物の有無を確認 |
搭乗 |
航空会社 |
|
↓ |
↓ |
搭乗券を確認 |
国際線
空
港 |
搭乗受付 |
航空会社 |
○
|
|
○
|
書類確認/手荷物預け/I-94回収 |
セキュリティチェック |
空港 |
↓
|
↓
|
↓
|
同ターミナル内で乗継なら不要 |
*出国管理 |
国土安保省 |
↓
|
↓
|
↓
|
(一部空港で試験的に実施中) |
搭乗 |
航空会社 |
↓
|
↓
|
↓
|
搭乗券を確認 |
日
本 |
国際線
空
港 |
入国審査 |
法務省 |
↓
|
↓
|
↓
|
身元確認…I-94を発行 |
手荷物受取 |
航空会社 |
○
|
○
|
○
|
税関検査に備え荷物を引き取る |
税関検査 |
財務省 |
○
|
○
|
○
|
税関申告書を提出 |
手荷物預け |
航空会社 |
|
○ |
○ |
荷物を再び預ける |
セキュリティチェック |
空港 |
|
↓ |
↓ |
同ターミナル内で乗継なら不要 |
搭乗 |
航空会社 |
|
↓ |
↓ |
搭乗券を確認 |
国内線 |
|
○ |
○ |
手荷物受取 |
楽しい空の旅も、国内旅行は比較的単純ですが、出入国手続きが絡むと話はややこしくなります。あまり面白くない分野の話題ですが、空港のお役所仕事の目的や手順が頭に入っていると、困ったときにも落ち着いて対応ができます。
2001年の同時多発テロ事件以降、手続きが厳格になりました。普通の国では、入国審査を行うのは国籍を管理する法務省、税関は関税を徴収をする役所ですから財務省の管轄ですが、アメリカでは、入国審査も税関も、2003年に、新設の国土安全保障省の傘下に入りました。
○印は旅行者が(航空会社に預ける)手荷物を携えて移動するところ、↓印は手ぶら(機内持ち込み手荷物だけ)で移動するところです。乗継便には、国内線搭乗時に国際線の手続きも一度に済ませる場合と、そうでない場合があるので、乗り継ぎがない直行便の場合を含め3ケースに分類しました。
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