水道管の破裂、加湿器、雪かき、風雪時の運転、肌の乾燥
初めての冬?…北アメリカの冬支度の心得
日本で暮らしていた地方、アメリカで暮らし始めた地域によって一概には言えませんが、初めての北米の冬で、今までに経験したことのない寒さや厳しい気象に出会う皆さんも数多くおられることでしょう。そこで、これまでに、e-ニュースやe-百貨でご紹介してきた北米の冬支度の心得について、あらためてまとめてみました。2006年11月号掲載記事の改訂版です。
住まいと庭仕事(屋外)
落ち葉かき/雪かきと融雪剤/Xマス電飾
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落ち葉かき
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⇒詳しい記事
落ち葉かきには専用送風機(Leaf
Blower)がありますが、風が強い日には葉っぱが舞い上がり、集めるどころか散らばってしまいます。むしろ、熊手(Rake=レイク/レーキ)を要領よく使えば、かえって楽にできるかもしれません。
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○
効率のよい落ち葉かき |
雨が降った翌日は、落ち葉が湿って重たくなっていますから落ち葉かきに不向きです。風が強い日もいけません。落ち葉を集めても集めても飛んでいってしまいます。風の止む日がなければ、風が弱くて、できるだけ風向きが一定している日を選びましょう。風上から始めて、風下に落ち葉を集めるのが鉄則です。
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X
腰に負担がかかる落ち葉かき |
作業中は背筋を伸ばし、レイクを垂直気味に持つと、落ち葉がしっかりからんでくれます。この方が身体に優しいだけではなく、作業の時間短縮にもつながるのです。片手は胸の高さ、もう一方は腰の高さでレイクを逆手に持って、ホウキで掃くように小刻みに使いましょう。レイクを低く持って一気に大きくかき集めようとすると、レイクにからまない落ち葉が庭に残って、効率の悪い動作を何度も繰り返すことになります。
集めた落ち葉をゴミ箱や紙袋に入れるのも面倒な作業です。私たちが住んでいるケンタッキー州レキシントンには、庭木や落ち葉専用のゴミ箱があり、専用ゴミ箱に入りきらない場合は、近所のホームセンターや金物屋さんにクーポンを持っていけば、市の指定の紙袋をもらえることになっています。
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雪かきと融雪剤
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⇒詳しい記事
雪かきで大事なのは姿勢です。@できるだけ背筋を伸ばして真っすぐ立ちA腰の屈伸の回数を減らしBやむを得ない場合もなるべく深くかがまないよう心がけましょう。
そのためには、なるべく軽量の雪かき棒を選ぶことです。一度に大量の雪をかきとれる大きなシャベルを選びがちですが、雪を捨てるときに腰に負担がかかりますから気をつけましょう。一度にとる雪が軽ければ素早くせっせと片付くので、少し意外ですが「急がば回れ」の法則が働きます。
ドライブウェーの雪かき道路
ガレージ |
雪を遠くに投げずに、足元に近い場所に片付ける工夫も必要です。私たちが住むケンタッキー州のレキシントンでは1回に10p程度の積雪が多いのですが、そんな時に私がガレージ前のドライブウェーを除雪する手順を図に描いてみました。
車2台を収納するガレージの間口は約5m…左右に一度に雪をかき集めるとシャベルにあふれてしまいますから、まず中央に道路に向かって進む道を作ります。その道から、雪かき棒を持って左右に進み、あまり腰をかがめずに、かいた雪をドライブウェーのすぐ脇に捨てます。どうしても腰を曲げる必要があるときも、上体を前に倒すのではなく、ひざを曲げて腰を下ろすように努力するとよいでしょう。
積雪が多いと1mも進まないうちにシャベルが一杯になってしまいますが、その場から雪を放り投げるよりも、シャベルの半分だけ使って雪を集めドライブウェーの脇に進んで雪を捨てる方が、ずっと楽です。
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Xマス電飾
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ボストン近郊の民家 |
華やかな電飾に輝く住宅街…日本にいては見られない光景ですね。サンクスギビングが終わると気の早い人はすぐにクリスマスの飾り付けを始めます。最近は、カラフルな電球よりもLED電球や無色球を数多く散りばめる家が増えています。
昼間も点灯させていると、エネルギーの無駄遣いになるだけではなく、留守と思われ防犯上好ましくありません。屋外用のタイマー(Outdoor
Timer)を買ってご利用ください。
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