お弁当のおかずやビールのおつまみにお勧め
ライトフライでヘルシーな鶏ささ身のセサミカツ
書くのが苦手というので代筆しますが、このコーナーは私の妻=満里の担当です。テレビでもインターネットでも美味しそうなお料理のレシピが氾濫していて、もう結構という気もしますが、このコーナーでは、満里が北米生活20年の間に先輩や仲間の駐在員の奥様やアメリカ人の友達に聞いて覚えた「アメリカで暮らす日本人」にお勧めのレシピを紹介します。
今回は、第22回の「リッツのクラッカーで作る簡単サーモン・コロッケ」でもご紹介したことがあるミセス・デュプリーのレシピです。レシピ自身は(少し簡素化して)ほぼオリジナルのままですが、レシピの名前が地味でしたから、皆さんに親しんでいただけるよう早口言葉風にリネーミングしました…「鶏ささ身のセサミカツ」。『アリババと40人の盗賊』の合言葉「開けゴマ(オープン・セサミ)」でおなじみのゴマがたっぷりで、香ばしくてプチプチと噛み心地がいいカツです。
低脂肪の鶏ささ身を油控えめで揚げるので、コレステロールが気になる方にも勧められます。肉汁がしたたり落ちるようなカツではありませんが、それで物足りないようなことはありません。
肉には味がついていてソースも醤油も不要ですから、お子様のお弁当のおかずにも喜ばれます。ビールのおつまみになさるなら、軽くチーンして召し上がりください。
e-レシピ
第32回 「ライトフライでヘルシーな鶏ささみのセサミカツ」
===============≪材料≫===============
|
4人前
鶏ささ身
8枚…ちょうど0.7ポンドでした。
(Chicken
Breast Tenderloins)
小麦粉 30g、 パン粉 50g
ゴマ 30g、
卵 2個
水 大さじ
1杯、 しょうゆ 大さじ 2杯
塩 小さじ
1杯、 コショウ 小さじ 1/4杯
サラダ油 適宜
|
≪お料理のヒント≫
@
レタスの「パリッ」感
北米のスーパーで買ったレタスは、日本のように「パリッ」としていませんね。
水洗いして水気を切ったレタスをペーパータオルで包み、召し上がる前に4〜5分冷蔵庫に入れておいてみてください。「パリッ」としますよ。
A
キッチンバットと網
揚げ物上手な日本の主婦には油切りのための必需品ですが、アメリカではなかなか手に入りません。平均的なアメリカ人は、お皿の上にペーパータオルを敷くくらいで済ませてしまうようです。
日系や東洋系のお店にもなくて現地調達したければ、ベーキング用の「Square
Pan」ないし「Square Dish」と「Cooling
Rack」を組み合わせて使うとよろしいでしょう。
|
==============≪作り方≫==============
@
卵をボウルに割り入れ、ほぐして水を加える。
|
|
|
|
|
A
しょうゆ、塩、コショウを加え、よくかき混ぜてタレを作る。
|
B
あらかじめ小麦粉とパン粉、ゴマを計量しておく。
C
パン粉とゴマをキッチンバットに移して、混ぜ合わせる。
|
|
|
|
|
D
ささ身の筋を取り除き大きいものは二つ切りにする。
E
タレに漬け込んで、30分寝かす。
|
F
汁を軽く切って取り出す。
G
小麦粉をまぶす。
|
|
|
|
|
H
再びタレに漬け、
I
パン粉とゴマのコロモをつける。
|
J
フライパンにささ身の片面が漬かるくらいの油を入れて、熱する。
K
菜ばしの先から小さな泡がプツプツ出てくるようになったら揚げ始める。
|
|
|
|
|
L
裏表を返して両面がキツネ色になるまで揚げる。
M
油を切って出来上がり!!
|
|