管理人だより 約2年ぶりに一時帰国したところ、その間に、日本でもアメリカでも空港の入国管理が自動化していました。日本は顔認証でスムーズに入国できたのですが、特別に窓口に申し出ないとパスポートに帰国スタンプを押してもらえず、そのせいで免税ショッピングができなくなってしまいました。
海外に長期滞在(または予定)のほとんどの皆さんは、日本人でも一時帰国の際に免税でお買い物ができます。最初の記事では、皆さんが私たちのように失敗なさらないよう上手な免税ショッピングのし方をご案内します。
2つ目の記事では、最近十代の若者の間で流行しているe-シガレット(電子タバコ)についてご紹介します。喫煙の法定年齢は21歳ですから、もちろん違法です。3つ目の記事は、サンフランシスコの住民投票で、ホームレス支援税を大企業に課すことが決まったニュース。アマゾン等の本社があるシアトルもそうですが、多数の高給ITエリートを雇う巨大企業の城下町では、家賃や不動産価格が高騰し、住居費を賄えずにホームレス化する人々が増えてきています。
折からのカリフォルニア北部の山火事でサンフランシスコには煙と灰が押し寄せ、監獄島として知られるアルカトラズ島へのフェリーや名物のケーブルカーも一時運行停止に追い込まれました。大気汚染は健常者に健康被害が懸念されるレベルに深刻化し、ホームレスは一層過酷な生活を強いられたそうです。
e-レシピは、暖炉の薪をかたどったラム風味のナツメグ・クッキー…クリスマス・パーティーを盛り上げる小道具のお菓子です。
前の号では食中毒について詳しくご案内しましたが、その後もターキー(七面鳥)のサルモネラ菌汚染は続いているようで、今年はターキーが値崩れして例年以上に安く売られているように見えます。ターキー自身は加熱するので安全なはずですが、生のターキーに触った手で別の調理をしたりしないように、しっかり手洗いしてください。ロメインレタスの汚染は一時下火になりましたが、再び始まったようです。
カレンダー ★12月23日(日)天皇誕生日/24日(月)振替休日…日本 ★12月25日(火)クリスマス ★12月26日(水)ボクシングデー(Xマスプレゼントの箱を開ける祝日)…カナダ ★1月1日(火)元日・ローズボウル&シュガーボウル ★1月13日(日)大学アメフト選手権 ★1月14日(月)成人の日…日本 ★1月21日(月)キング牧師の日 ★1月28日(日)グラミー賞 ★2月2日(金)グラウンドホッグの日 ★2月4日(日)スーパーボウル
季節の話題 ★乾燥肌と保湿法 ★冬季うつ病対策 ★雪かきと融雪剤 ★加湿器選び ★冬のガレージドア事故
★すきま風対策で暖房効果アップ
★オーランド(フロリダ)・e-ガイド ★マイアミ(フロリダ)・e-ガイド
季節のe-レシピ ★年末年始のご馳走 ★年末年始のケーキとデザート ★お正月の和菓子ほか ★青りんごのオープンフェイス・アップルパイ ★クリームチーズ入り手作りパイ皮でクルミパイ ★こんがりアーモンドでトスカケーキ ★軟水でミネストローネ(イタリア風野菜スープ)
一時帰国で免税ショッピング:2年超海外(または予定)の日本人も対象
自動化ゲート通過後、窓口で帰国スタンプを忘れずに!!
在外公館勤務者を除き、海外に2年以上滞在しているか、または2年以上滞在する予定の方は、日本人でも一時帰国(6ヶ月以内)時に日本で免税ショッピングができます。ところが、最近、日本の空港の入国管理で顔認証の自動化ゲートが導入され、パスポートに帰国スタンプ(証印)が押されなくなってしまいました。免税ショッピングをするつもりの方は、ゲート通過後に有人窓口に申し出て帰国スタンプをもらわなければなりません。また、免税ショッピングの場合は一般的にポイント制度が使えませんが、お店によっては免税対象者向けのクーポンを発行しているので、ご利用ください。全文を読む
米食品医薬品局の介入で"フルーツ風味"ほかの店頭販売を自粛
未成年者の間でお洒落なe-シガレット「Juul」が流行
アメリカでは、21歳未満の喫煙が禁止されています。ところが、最近になって「Juul」というe-シガレット(電子たばこ)が十代の若者の間で爆発的に流行しているというので、FDA(食品医薬品局)が未成年者の喫煙撲滅キャンペーンに乗り出しました。皆さんのお子様にとっても、現地中高校の部活仲間に誘われたりして、「Juul」を始めてしまうリスクは低くありません。そうなると、違法行為の延長線上でマリファナ(大麻)や麻薬へのハードルも下がってしまいます。どうぞ「うちの子に限って」と油断せず、お子様とは風通しのよいコミュニケーションを心がけてください。全文を読む
住民投票で「加害者の巨大IT企業」にホームレス支援税を課税
サンフランシスコでは家賃の高騰でホームレスが急増
先日の中間選挙の際に、サンフランシスコ市では、5千万ドル超の企業年収に対し0.5%の法人税を課しホームレスの住宅支援に充当しようという議案が住民投票にかけられ、60%の賛成を得て可決されました。市は既にホームレスレス対策に年間3億8500万ドルの予算を割いていますが、新税の対象は約400社で、特に巨大IT企業の負担が大きくなります。家賃や不動産価格の高騰で今やホームレス人口は7500人に増え、その中には子持ちの1200組の家族も含まれています。市は、麻薬用に使用し路上に廃棄したとみられる注射針を月に8千本も回収していますが、麻薬中毒のホームレスも増えているものと危惧されます。全文を読む
クリスマスパーティーをロマンチックに演出するデザート
暖炉の薪をかたどったラム風味のナツメグ・クッキー
近所のスーパーのフリーマガジンに地元の主婦から投稿されたレシピ…祖母から代々伝わるクリスマス用のクッキーをご紹介します。私には北米の冬の暖炉にくべる薪のように見えましたが、投稿者ご本人は、フロスティング(焼き菓子にかけるクリーム状の糖衣)が白いので、雪をかぶった丸太を連想しているそうです。ラム酒が味と香りを引き立てるので、お酒が苦手な方も、ノンアルコールのラムフレーバーで味付けしてみてください。全文を読む
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